from 自分ち
魚釣りにいきました。
これが全く釣れませんでした!
小さい頃の記憶のまんま、
竿と糸に針と餌つければいけると思うも、
そうはいきませんね。
全く釣れない状態のことをよく
「ボウズ」っていいますね。
なぜそういうのかご存知ですか??
諸説ありますが。
「いや~釣れる氣配がないねぇ…」
「氣配ない、ケハイない、毛生えない」
とか、
「釣れなかった...売る魚無く儲けがない(もう毛がない)」
とか、
「 魚釣れなかった="殺生をしなかった"から
お寺の『坊主』と同じやな! 」
なんて話です。
ただね、そもそも釣りの目的次第で、
ボウズって言わないんですよ。
狙ってる魚があって、
それが釣れなかったときにボウズと言う。
で無目的で何にも釣れなかったときは、
オデコっていうそうなんです。
(初耳だった)
オデコも毛がないから、
同じような意味なのかなぁ。
これ、釣りだからまだこんな形で済んでるけど、
仕事だったらちょっと危険じゃないかと思いました。
そう、オデコになってないかって。
ボウズなら。
ターゲットや目的が決まっているから
修正を取り易いけど、
オデコだとそもそも投入コストが
大き過ぎやしないかと思ったんです。
こんなお話しをおひとつ。
戦国時代に「杉谷善住坊」って坊さんが居たんですね。
この人が歴史に名を残している理由があって、
それが「織田信長暗殺未遂事件」を起こしたんです。
坊さんと言いながら実体は忍者だったようで、
鉄砲の名手として右に出る者が居なかったと。
多額での依頼があったのか、
本人の怨恨の線なのか諸説ありますが、
信長をしつこく付け狙い暗殺しようとしたんですね。
(しかも2回)
ターゲットが明確だから、
どんな経路でどんな動きをするのかリサーチが出来る。
情報が増えれば精度も上がり、行動の質も上がる。
そして何より腕に絶対の自信がある。
強みがあれば、リサーチを濃くすることで歴史に名を残せちゃうんです!
マーケティングでも戦でも、
自分の戦力・得意属性をしっかり把握して、
自分の土俵で戦わなければ上手くいきませんもんね。
オデコじゃなくて、
まずボウズから。
追伸)
杉谷さん、1回目は逃げ切ったんですが
2回目は捕まり…
信長さまの逆鱗に触れ過ぎて
首から下埋められて、
竹の鋸で首をちょっとずつ挽かれ
逝ってしまわれたそうです...
さすが信長さま



