ようやく長かった自粛生活にも出口が見えてきた、というところでしょうか
自宅学習が続くなかで、これまで、ほとんどノータッチだった国語の勉強(塾、学校とも)にぼんやり付き合っているうちに、国語という教科に対する娘の向き合い方がなんとなく分かってきたような気がします
いわゆる「本の虫」だし、成績も良いので、当然国語はキライじゃないんだろうと思っていたのですが、
まず、文章の感想を求められるのがキライ!
そして、設問をつくって、文章を読み解かせるなんてナンセンス!
そんな感じで対峙しています
「文章を読んで、自分なりに解釈して、その世界を五感で感じられて、気持ち良かった…、それだけじゃなんでいけないの⁈」と思っているため、
感想を言葉で表すことや(ましてや、人の前で発表させられること)書かれている文章の意味するところをいちいち説明することに、意味が感じられない!という頑なな姿勢なわけです
なので、感想を書く課題なら「こんなこと書いて欲しいんでしょ?」というお手本のような感想をちゃちゃっと書いて終わらせるし、塾の記述問題でも、「こんなもんでしょ?」と、模範解答的なことをさらっと書いておしまい。一応、内容の理解はできているようですが。
とりあえず、テクニックでごまかしている感じいずれはこのテクニックも通用しなくなってくるのでは…
よって、いわゆる成績という面では結果は出せるのですが、
如何せん、国語という教科が好きになれない
娘のように、
「感覚的に文章の世界に浸ることが気持ち良い!」なのではなく、
「自分の頭の中で考えていることを文章に表せることが気持ち良い!」
そんな境地にまで達すると、国語が好きになっているものなのでしょうか?
娘的には豊かな読書体験ができているのだから、母の心配は余計なお世話でしかないのかもしれませんけれど、やはり国語力はこの先のすべての力につながるもの
「好きこそ物の上手なれ」で、一生ものの国語力をつけて欲しい、とザワザワ悩んでしまうのです
とはいえ、国語を好きになったらいいなと思うのは、まずは目先の受験における鉄板科目になったら強いかな、という母の黒い思惑も少なからずあるので、この思惑に娘が気づいたら、間違いなく反発されるでしょうね〜