夏到来 | Thinking and Sinking

夏到来





新宿駅東口。

アルタの右隣あたりのビルの屋上に、巨大なみずほ銀行の看板が立っている。

東口からその看板を仰ぎ見ると、ぽっかりとあいた空にででーんとそびえたつ看板、で、まぁ壮観。

ほっほーよくやってるねーという気分になる。

新宿東口に行くときにはたいてい定点観測しているこの看板、こないだ、ふと仰ぎ見たらバックがキンキンの青空で、その爽快さ&迫力ったらなかった。

たとえ隣にコカコーラの看板があっても、さわやかさでは負けてないと思った。

やばい、夏が来る!!と身をもって感じた。





夏が好きだ。

でも、夏は毎年毎年、早足すぎる。

いきなり直面し気づくと終わっている。

7月中旬、ようやく梅雨が明けて本格的な夏の到来だって騒がれたと思ったらすぐに、やれクラゲが出るだの、日が短くなってきただの、挙句、庭で虫が鳴き始めて、ラジオで井上陽水の「少年時代」が流れ始めて、おや入道雲、台風もゴロゴロ、あっという間に秋だ。

大好きな季節なのに、夏の良さを一番強く感じるのはたいてい、夏が終わってその年の夏を振り返ったときだなんて、それじゃぁ遅いのだ。




今年は、決めた。

みずほの看板を皮切りに、夏を感じるたびに、いちいち心に意識的に刻むのだ。


夏の終わりの、物足りない感じ、なーんかやり残した感じを、今年こそはなくすのだ!!







・・・って毎年夏の初めに考えるんだよなぁー。






でもまぁ。

なにごとにも意欲ゼロの今年、例年にまして、夏が過ぎるのが早いに違いない。

ちょっとは、悪あがこう。