人生初の「胃カメラ」を受けてきました。
日程が決まってから1ヶ月あまり。11月の健康診断結果から長い時間がかかりました。
人生初なので、どんな感じなのか?非常にモヤモヤした一ヶ月を送りました。

この一ヶ月間。色々なサイトで情報を収集しました。
鎮痛剤・鎮静剤を打ってもらえば、意識ないウチに終了する・・という良き情報。
打ってもらっても、意識はっきりあるという様な情報・・。
鎮痛剤無しで死にそうになった・・等々。苦しい情報。
同じ薬と言え、人により効き方は様々な様です。

そして、その前の事前処理も病院により様々異なります。

私の受診した病院では、希望で鎮痛剤を打って貰えるとの事で、その鎮痛剤がしっかりと効いてくれる事を願っていました。

色々な情報で勇気づけられたり、へたったりしましたが、私の場合はどうだったのか?記載したいと思います。

まず、待合い室にて、胃の中の泡を消す薬を紙コップ半分程度渡されます。
待合い室には数人おりましたが、殆どの人は一気飲みしてました。
この薬、味はアクエリアス的だと言えばそう思えるし、昔あったポポロンウォーター的な味と言えばそう思えます。
米のとぎ汁と思えば、そう思えるでしょう。そんな味です。
人によってどう感じるか?思えるか?でしょうね。
私の場合、完全に雰囲気に飲まれてしまい、この時点でかなりヘタレてしまいました・・。
一気のみ出来ず、時間を頂いてやっと飲み終えました・・。ヘタレです・・泣。

次に、肩口に注射。胃の動きを抑制する注射だそうです。
先日もバリウム検査の際に肩口に打たれたんですが、この時は痛みも数時間残った感じでしたが、今回は全くの無痛でした。
全然痛くありません。むしろ、個人的には注射系は好きなので、全然OKだったのかもしれませんが。

この後に、喉の麻酔という事で、上向いて「あ~」と声を出しながら苦い液体を喉に入れられます。
これ・・再度苦手でした。回りの人はみんな「あ~」シュシュ・・。「あ~」シュシュ・・。って感じで2回やってすんなり終わっているんですが、私の場合は、「あ~」シュシュ・・。少々待ち時間を頂き。「あ~」シュシュ・・。少々待ち時間を頂きました。
ただ、後ほど分かったんですが、ここが一番大事でした。
私の場合、喉というよりは、口の中が麻痺して麻酔している感覚にはなったんですが、喉には麻酔を感じておりませんでした。
喉に麻酔がかかっている事が一番楽に受ける方法だと思います。
このスプレー味的には、何とも言えないんですが、我慢出来ない苦みではありませんでした。
これと比べて、例えば、正露丸を飲み込まずに口の中で溶かして転がす方がキツイでしょうね。

上記事前処理は病院によって異なりますが、病院によってはスプレーではなく、ゼリーを喉に止めて3分程度待つ所や、ゼリーを氷らしたものを口の中に含み、5分程度ゆっくりと溶かしながら喉に麻酔をしていく所もある模様です。
私の場合、もしかしたら、スプレーよりもコチラのゼリーの方が無難かもしれないと思いました。

さて。この後、胃カメラです。

診察台に横になっていきなり開始!という状況だったんですが、ヘタレな私は「麻酔お願いします!」というお願いをしました。
という事で、診察台の上で注射です。
この注射も、打った瞬間に意識飛んで意識ないウチに検査終了という方もいらっしゃる模様ですが、私の場合、打った瞬間には「全然意識ある!ヤバイ!」って思いましたが、その後、数秒のウチに目の前に四角い扉が開かれ、ガッツリ効いてくれました。
意識飛んでいるウチにどうやら、胃までカメラは到達して、様々な検査が行われていた模様で、ある瞬間に意識が戻ってしまいました。
胃の中に空気入れている模様だったんですが、この時、吐き気が襲ってきまして、目が覚めてしまいました。
おそらくですが、喉の麻酔が効いていれば、少々の苦しみも無かったと思われます。
私の場合、意識が戻った時には喉に何らか通っている感じがありましたので・・。

ここから数分、空気が入ってきて、「おぇ~」って感じが何回か続きましたが、おそらく数回程度。
思ったよりも全然短かく感じたのは薬のお陰です。
カメラ抜き終わって、先生からの診断結果を聞く段階では、意識がはっきりしていたんですが、全然歩く事が出来ず。。
まだまだ薬は残っている模様です。
その後、回復ベッドで少々寝かせて頂きまして、どれだけ寝ていたか?分かりませんでしたが、やっと歩けそうだったので、徒歩で帰路につきました。

終わってしまえば、という事ですが。
相変わらず、この手の系統の検査は苦手ではあります。フィジカル弱すぎ。
待合い室にいたおじさん達、フィジカル強いです。そんな大人になりたいと・・・思いました(泣)

家に到着し、まだまだ眠いので数時間寝ますが。
未だに眠いです。これいつまで眠いのか?分かりませんが、明日には眠気も取れていると思います。

人生初の胃カメラを受けるその日。朝から同じ年齢の宮迫氏が胃ガンの疑いというニュースを見まして。。
検査前に少々の覚悟もありましたが、逆流性食道炎と、十二指腸潰瘍という事で終了しました。

一端、この胃カメラの結果を待っておりましたが、再度、この症状を徹底的に直したいと思います。

胃カメラ受診を迷っている方。キャンセルをしようか?迷っている方。
中にはいらっしゃると思いますが、私のようなヘタレでも出来ましたので、絶対に出来ます。
胃カメラ受診の前までの期間。あまり考えすぎない様に。と言っても、考えてしまうのも分かるんですが。ホント、精神的な所だけだと思うんです。その場所まで行ってしまえば、何とかなります。頑張ってやりましょう。

私も手術も何回かしていて、骨折もした事がある身なんですが、今までの病歴との比較で行くと、胃カメラが一番苦痛だった訳ではありません。
思い出しても、アゴに入れていたプレートを局部麻酔で1時間程度かけて抜いた時があるんですが・・。あの時の方が数倍きつかったですね。アゴの骨出して、ドライバー差されてグリグリ・・・1時間って。
左手首骨折した時、麻酔無しで手術したんでね・・アレは声が枯れるまで発狂した覚えがあります。

という事で、来年も最初から胃カメラで!前向きに受診したいと思います。