IT関連の昔話も記載して行きたいと思います。


1993年3月。大学を卒業し、某社に入社。情報システム事業部に配属されました。

入社した会社はいわゆる中小企業。

情報システム事業部には20~30人がおりました。

会社全体としては200名規模の会社。プラント事業部、プール事業部など他の部署に花があった事は間違いありません(笑)


いずれにしても、希望を持って入社した会社です。

この時点では、何も分かっておらず・・恥ずかしながら、キーボードもまともに打った事がありませんでした。

今となっては、大学を卒業した時点でPCが使えて当たり前という時代かもしれません。

しかし、この時代、大学でもPCを触る機会もなく、インターネットもありません。当然、携帯電話もありませんしね。

社内を見渡しても、社内にネットワークもありません。

PCは渡されたものの、PC98。OSもDOSです(笑)ワープロは一太郎。表計算はLotus123。DBは桐という組み合わせです(笑)

全く分からない状態から、1ヶ月もすれば、ジョジョにキーボードも打てる様になってきました。

ただ、当時の上司がアホだったので、日本語入力は、「かな」で入力しする様に指示を受けてましたので、今となっては、この技術の片鱗は消えております(笑)


この頃、PCはワープロと遜色なかったでしょう。

仕事柄、DOS上でFORTRANを走らせてシュミレーション解析する事もありましたが。仕事のほとんどは、一太郎。花子。Lotusという組み合わせで成り立ちます。

ネットワークで繋がれていない為、印刷するにも苦労する(笑)

本当に酷い時代だ(笑)


そんな中、私の上司だけが会社の中でMacintoshを使っていました。

機種は、IIci。もちろん、漢字Talkですけどね。DOSから比較すれば、GUIというだけで驚き!!

DOS上ではあんまり動作するソフトが無かったんですが。Mac版では動作するソフトが大量にありました。

フレキシトレース。デルタグラフ。ここら辺のソフトはMacのGUIがあってこそのソフトだった様に思えます。


ただ・・現在と同様、Macintoshのシェアは?と考えると、やはり、会社ではDOSマシンが使われる事が多い為、そんなにシェアは高くなかった。もっと言えば、それだけ高価でありました。

仕事上、Macを使う事もなかったのですが。Macを所有したい!という夢を持ち始めたのはこの頃から。

実際に持つに至るまでは、ここから1.5年後になります。