お明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

弊社のニュースレター新年号に書きましたが、今年はコロナショックを克服して、非対面型ビジネスへの転換を少しずつ目指したいと思います。

令和3年 元旦の計は以下の通りです。

1. 社内のペーパーレス化をさらに進めて、オンライン監査を試験的に始める。
2. IT導入補助金や持続化補助金&公的融資の申請業務の専門性を高める。
3. 事務作業の効率化のため課題整理及びソリューション提案、導入支援を行う。
4. 資産税(相続税、贈与税、事業承継税制)サービスを充実させる。

顧問先に対しては、特に2の補助金の活用を積極的に提案したいと思います。ニュースレターの原稿を書くときにはあまり注目してなかったのですが、中小企業事業再構築補助金という大型の予算が付きました。これは100万円から6000万円の補助額で、事業実施額の3分の2が補助されるものです。非常に魅力的な補助金ですが、中小企業の選別をする補助金です。これから新規事業や事業再構築に積極的なところに大きく補助して、意欲のないところには補助しないという、淘汰を加速させる施策だと思います。

弊社では、これを顧問先に提案し、たくさんの補助金を獲得するお手伝いをしたいと思います。

 

ところで、コロナショックで企業収益が圧迫されていると巷では噂になっていますが、弊社の顧問先はそれほど被害を受けていません。

 

弊社の顧問先の決算の黒字割合ですが、次の通りです。決算提出月というのは決算日から2ヶ月以内です。

 

決算提出月     6月  7月  8月 9月 10月 11月 12月

2020年        56%  56%  57% 57% 57%  57%  57%

2019年        66%  65%  65% 65% 62%  62%  63%

 

どうでしょうか?黒字決算のところが1割ぐらい減っていますが、それでも半分以上は黒字決算となっています。

 

飲食店や小売店などのB to Cの顧問先を弊社はあまり持っていないのですが、自粛で売上が半分になったというところはほとんどありません。BtoBが多いので、経済が一時的に落ち込んでも復活してきているので、それほど大幅に利益が減ったところは少ないのです。ちなみに、国税庁によると法人の黒字割合は35%前後ということですので、弊社の顧問先は優秀だと言ってもいいでしょう。

今年はこの黒字決算割合を66%まで回復すべく、顧問先に対して企業体質の強化のための経営コンサルに力を入れていきたいと思います。