9月18日11時34分頃
魚座の満月を迎えます。
今回の満月は、月食を伴っています。
月食は年に最大で3回ありますが
今年は一度きりの区切りで1回のみです。
これから約半年間ほどの
影響が注がれる
潤いたっぷり
大きな節目の満月
感情が大きく揺さぶられて
自分の中の土台がガラッと変化したり
理想を描きなおす。そんなことが促される
かもしれません。
＊＊＊
前回の乙女座の新月では、
発見と分析。
…じゃあ、どうする？
現実的な結果を出すために、現状把握をすること。どこまでも分析していくことが示されていました。
その過程で自信を無くしたりして、使えない！と思った何かにも可能性の種があるかも、と捉えるとよいというメッセージでした。
占星術では、ホロスコープ上の向かい合う星座の質を取り入れるとことが、成長の鍵ともされています。「可能性を信じること」は、乙女座の向かいにある魚座の質なのです。
その可能性を表す魚座で、今回は月食を伴う満月を迎えます。
乙女座の新月からの時間は、沢山の物事を細かく分析して自分を知る時間でしたので「とにかく分析！整頓！」がメインと、サクサク断捨離モードが全開だったかもしれません。
しかし
ここにきて…あれ？
と何かショックがあるかもしれません。
完璧に判断したぞ
✨
そう思っていたけれど。
どこまでも分析をした結果、要らない！と自信を持って判断したもの。
きちんと仕分けた！と思っていたのに、ここにきて、そうではなかったのかもしれない、と気が付いた…
えっ…
捨てちゃったよ…
あれ、使えるものだったのか…
自分が信じてきたことを、そうではなかったかもしれない、と認めることは、とても痛みを伴うことかもしれません。
役に立たない、使えないと判断したものにも
実は、可能性はあったのだと知ること。
そういう捉え方もあるんだね……
魚座の満月は、乙女座の視野を広げていきます。
広くゆったりと見ること…感じとることを促していきます。
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また月は過去の経験の記憶やトラウマも表しますが、満月はHOME、居場所を表す4ハウスで起きます。どちらも素の自分の基盤に関わるところ。
その月は魚座の支配星である潜在意識の海王星と重なり一体化しています。
そして「物事に柔軟に対応していく柔軟宮」と「受け入れてから動く女性性」の割合がとても大きくなっていること。
このようなことから、過去の経験からの記憶やトラウマと向いあい自分を受け入れること、許すことも、今回の満月のテーマだといえるでしょう。
新月満月は「生まれ変わり」、月食は「脱皮」であるとも言われます。
自分の無意識の感情や深い心のベースでの「生まれ変わり」を促される流れの半年間となりそうです。
＊＊＊
魚座や海王星のイメージから、潤い感たっぷりの満月ではありますが、月も水をキーワードにもっています。水＝感情です。
現在、トランスサタニアンの天王星、海王星、冥王星が、小三角と言われる調和的な関係性をとっています。
3天体が価値観の変化・変容を促し続けている今、感情のカオスの渦に巻き込まれることは、逆に目を覚ますチャンスとも言えるかもしれません。
水ですから、浄化の時ともいえるのではないでしょうか。水は大きなエネルギーをもたらします。
感情の大きな揺さぶりやカオスの渦に翻弄されるのは苦しいことかもしれません。
しかし例えば、大きな破壊力をもつ洪水の力は、一方で豊穣をもたらす面も持っている、ということを表す言葉があります。
「エジプトはナイルの賜物」
エジプトの大河のナイル川は、毎年７月に氾濫しますが、その洪水によって肥沃な土が運ばれ、エジプトは豊かな文明を築いたと言われています。
破壊のあとには、必ず再生がある
ということ。
もしも…
感情を大きく揺さぶられても、そこは抑えずにいっそのこと、グルグル🌀と流れのままに回ってしまうのも手かもしれません。
わーっ！
抑えて留めていたもの、フタをして見ないふりをしていたものが溢れ出すとも言えるからです。
それをこの際に取り出して、思い切り洗い流してしまうこと。
一通り感情の渦に翻弄されたら、その時こそ
再び分析してみてください。
落ち着いて、自分が何に「反応」したのか。
目的意識の太陽は、分析が得意な乙女座ですから。
乙女座の太陽のサビアンシンボルは
【太陽/乙女座/26度 香炉を持つ少年】
これまでの思い込みを捨てて
より新しい価値観を求める。
もう一度気持ちを新たに出直すこと。
そして、魚座の月のサビアンシンボルは
【月/魚座/26度 影響を分割する新月】
家族や保護者からの離れ、自分が心から望む
本当のわたしを生きること。
満月ですが、新月の「はじまりの決意」を感じさせるようなサビアンシンボルです。
魚座の26度は12サインのサイクルのラストステージです。次の新しいサイクルに向けての覚悟のようなものを感じます。
感情を揺さぶられて、翻弄されて、嘆いて終わり、ではありません。
大河の氾濫の後には、豊穣の土が残されて
小麦が作られていくといいます。
サビアンシンボルでは、この節目を活かしていくことで、再び再生することが示されているようです。
本当のわたしを生きるために。
よい満月をお迎えください。🌕
ご参考に。
ありがとうごさいました。