こんにちは。

本日、6月21日5時51分頃

夏至を迎えました。


夏至は昼の長さか1番長くなる日で

ここからが夏!という感じです。


この時期は、神社で「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われますね。


夏越の祓とは、新年から半分が過ぎた6月30日に半年の間に溜まった穢れを祓い、残りの半年間の無病息災を祈る行事です。


6月の初めや半ばぐらいから、神社の境内や鳥居には茅を使った茅の輪が作られ、八の字にくぐる独特のスタイルでお参りします。

手水舎も花で飾られているところがあったり、境内は夏らしい清々しさです。


最近は夏詣りといって、夏のお詣りの認知度が上がっているかもしれません。

一年の半ば、半年の節目の時です。


私は夏越の祓が過ぎると、夏が来るなーキョロキョロという気分になります。

和菓子の水無月もおいしいもぐもぐ


そんな節目のさっぱり気分✨を迎えたい

夏至の到来です。



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占星術的に夏至とは、太陽が双子座から蟹座に入った瞬間のことで、春分から広げた成長の勢いが最大限に極まる日です。


ここから秋分までの3ヶ月間、たくさんつけてきた可能性の青い実を摘果していきます。

摘果とは、みかんなどの果実を間引きすること。


多すぎる実は木を疲弊させてしまい、実りも小さくなってしまうからです。


夏至は、秋分の実りに向けて本当に育てていきたい実だけを見極め、必要なものだけに絞り込んでそれを育てていく季節になります。



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今回の夏至の日の天体のバランスは、

自分の心とのつながり、社会とのつながりを大切にしながら臨機応変に動いていくことが示されています。


周囲や社会の流れを眺めて受け止めつつ

自分の心の動きも見つめていく。


自分との対話、人との対話

「つながり」が鍵です。




目的意識の太陽と知性の水星、感性の金星が重なり、自分らしい感性で表現しコミュニケーションをとること、学ぶことが楽しい!という期間です。


この3天体のサビアンシンボルは

【太陽、水星、金星/双子座/30度/

水着の美女たち】

人々が求める何かを明確に掴み

具体的に表現することで賞賛される


ことを示しています。



あなたがいい!と思うことを誰かに伝えてみたら思いのほか喜ばれて、そう!それ!みたいな。


また逆に、誰かから聞いた言葉に共感してもっと知りたくなったり。


あなたの美意識や価値観を表現することで、多くの人の喜びを生み、あなた自身も生き生きと過ごせることを表しています。




そんな華やかな星たちに対して、気持ちを表す月は

【月/射手座/16度/船を見ているカモメ】

安定した集団や秩序の中で、忍耐力を学びながら成長していくこと


を思う。


自分らしく楽しくやろうという太陽と水星、金星をよそにちょっと客観的に、でも現実的な気持ちも湧いてきます。



空から船を見ているカモメは自由気ままです。

でも一つの船の甲板で、多くの人々が忙しそうに互いの様子を見ながらも、テキパキとしっかりとした顔つきで働いている様子を見て、ふと何か興味が湧いたのかもしれません。


俯瞰して眺める広い視野を持ちながらも、人の輪の中で現実的な社会に対応していく力を学んでいくことを表すシンボルです。




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表現して褒められて、楽し〜い!

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ウキウキの太陽と水星、金星トリオですが、少々有頂天になったり判断力が疎かになったりすることも。


また月の、集団の中で耐えつつ社会性を学ぼうとする気持ちに対して、土星が葛藤の角度で関わっています。

そんな繋がりを窮屈に感じたり、逆に孤独に感じることもあるのかもしれません。



葛藤の角度90度は、出合い頭にいきなりぶつかるような感じです。


気にいらない相手と思い切りケンカしたら、後ですごく仲良くなったり…など、ぶつかることで、何かに気づいたりするかもしれません。


夏至は可能性を絞り込み、育てていくシーズンです。日々の思いや出来事の中で一見トラブルに思えることも、見方を変えれば「絞り込む果実」の判断基準となるかもしれません。


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太陽トリオと葛藤の角度をとり、物事を曖昧にする海王星は、今回のサビアンシンボルでは魚座の度数の最後にあり、すべての星座の締めの位置にあります。



【魚座/30度/巨大な石の顔】

人生のビジョンを明確にする


迷ったり面倒になったりしたら、たくさんの可能性の実を摘果している絞り込みの時だったと、思い出してみるといいでしょう。




ご参考に。ニコ

ありがとうございました。