私が今まで読んだ中で
最も詳しく着物全般について
書かれている本!
時代考証家の著者、
素晴らしい情報量です!!
布に頭が通る穴を開けただけの
貫頭衣から始まる着物の歴史が、
出典を明らかにして解りやすく解説されています。
例えば、
白衿紋付の表記について。
白衿=色衿ではない地色が白の半襟
と思ってましたが…
ここでいう白衿は、
襲(かさね)または比翼を指すとのこと。
※女性の場合。
男性の場合は黒紋付羽織袴を指す。
へーーーーっ!!
他にも、
園遊会や叙勲に黒留袖が避けられるようになった背景なども。
2019年出版と新しいので、
天皇陛下の代替わりについても
触れられていますよ。
とにかく面白いです。
着物を着るだけなら
それほど必要ない知識かもしれないけど、
着物のお仕事をされている方は
とても勉強になると思います。
お勧め!
この本もよく読みます。
不祝儀のページが詳しくて良い!
私の節目の着物。
次女の七五三。
ピンクの暈し訪問着に、祖母の黒羽織。
丁度この頃は着付教室に通っており、
やっと二重太鼓が結べるようになった頃。
帯結びに自信がないのもあって
祖母の黒羽織を羽織りました😅
この前の入卒式。
こんな写真もありました。
結婚の折にピンクの打掛。
ひ〜、18年前!?
打掛買おうかな(笑)
白無垢で世話をされる私🤣
日本髪が本当〜に似合わなくて!!
もう二度と嫌。
綿帽子は、
古来は真綿を伸ばして帽子形にしたものだったそうです。
暑かったやろなぁ😅
で、
山田順子さんの著書によると、
綿帽子を脱ぐのは花嫁の席に着く時。
事前に会ってなければ、
花婿が花嫁の顔を見るのは
この時が初めてだったと!
リスク(笑)
そして、
二度と日本髪は嫌だと思っていた私が、
ショーでまた日本髪風をすることに。
この時は大丈夫だった〜。
白い着物を引き摺りで着て、
ウォーキングは内八文字。
京都島原太夫の花魁道中の歩き方で、
ものすごく難しかったです😥
この時は企画にも携わっており、
予算も時間も限られた中でのショーだったし、知識も乏しい中で…今だったらもっとやれた事があったように思いますが😥
この頃のわたし、
自分でも何をしていたのか説明できません😅
気がつけば、
黒留袖を着てCMに出たり、県庁で記者会見をしたり、商品や観光プランをプロデュースしたり、滅多に出来ない経験を沢山させてもらいました。
なりゆきで。😅
あの頃はあの頃で
刺激的で楽しかったけど、
今は、
個性や見た目を他人と競うこともなく、
実力以上の事を無理してこなす事もなく笑
ありのままでいられて幸せ☺️