鼻緒と足袋の組み合わせ検証

全く違う雰囲気のカレンブロッソ２足。

1足目（右）は白の鼻緒で、少し綺麗目なコーディネートにも使えるように選んだので、2足目（左）は黒の台に赤の鼻緒で、ごくカジュアルなコーディネート用に。

どうせ買うなら2足目は全く違った雰囲気のものが欲しかったのです。

心配したのは、鼻緒が足袋にどう映るか。

白の鼻緒だったら、経験上大抵の着物や白足袋には合いますが、色もの、柄物の鼻緒は全体のバランスが難しい。

早速履き比べ。

【白足袋】

①白足袋に赤の鼻緒、艶が感じられてなかなか良いのでは〜着物は黒っぽい地味色が合う気がする。どんな着物にも合うとは限らないかも。

②白の鼻緒は白足袋に溶け込んでコーディネートを邪魔しない＝応用範囲が広い。悩まず合わせられる、間違いが無い感じ。

【濃緑の別珍足袋】

①鼻緒の赤が浮き上がって綺麗。黒の足袋も良いと思う。

②白の鼻緒がやや唐突？

【辛子色のカラー足袋】

①ごくカジュアル。

②足袋はカジュアルなのに鼻緒が綺麗目で、ちょっとアンバランス？悪くは無いけれど…

今回着物はシンプルな黒地の蚊絣を合わせましたが、着物が変わればまた印象が全然違うと思う。

そのうち検証してみますね。

自分目線だと鼻緒がとても目立つけど、

立ち姿の写真で目立つのは鼻緒よりも、台や天の色、下駄の場合は歯の形状だったり、より地面に近い部分。それと足袋。

でも、

可愛いらしい鼻緒には心踊るし、

台や鼻緒があっさりしていても、履いたら人様からはほぼ見えない天に敷き詰められたビーズ草履が宝物だったりする訳で。

人の心って、複雑（笑）

見えてるものが全てじゃ無いんだよねぇ。

草履や下駄って、脱いで置いてある様も美しい。

カレンブロッソを買ったばかりなのに、今、糸春の台の下駄が欲しくて欲しくて。

ムカデかよってね。

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