連休初日の今日、ロンドンからやってきたサンドラと下北沢に行った。彼女は僕のヨガの先生の親友で美しい黒人女性だ。日本に来るのは今回がはじめてだという。


先週のクラスの後、みんなで食事に行った時先生から紹介されたのだが、表参道ヒルズや六本木があまりお気に召さなかったようなので下北沢や高円寺ならきっと気に入るんじゃないかと教えてあげた。だったらgunjeyがいろいろ連れてってあげたら?と言われ調子に乗って引き受けてしまったのだ。

僕の英会話の能力は正直乏しい。いつも勢いまかせである。気が合う人となら打ち解けられるのだが事務的なことは苦手で下手すると会話がはるか彼方の宇宙空間へと行ってしまう。電子辞書があったら便利かなとも思ったのだが、スタイル的に日本男児がテクノロジーに頼っているという図もイケテナイので今回もボディ・ランゲイジをメインでいくことにした。

彼女の旦那さんへのお土産に龍の刺繍と着物のパッチワークのシャツを探しまわったのだがXLより大きいサイズというのはどこにもなかった。デザインはカッコいいのがいくつかあったのだけど、結局ちょうどいい物は見つからなかった。う~ん、残念。店を出るとサンドラがボビー・マクファーリン「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」
を歌いだす。
オー、ママ・アフリカ!上手くてびっくりした。自然の中で鳥が鳴いているような歌声だ。俺もいっしょに歌った。次はボブ・マーリー   「スリー・リトル・バーズ」 この歌も歌詞がDon't worry~から始まる歌だ。自然と「まあ、いっか~、楽しく行こうぜ」という気分になってくる。


それから銀行へ寄るために渋谷へ行ったのだがすごい人ごみに驚いていた。スピーカーから流れる音楽や演説、巨大スクリーン。これじゃあ
街全体がクレイジーなモンスターだよ。日本人の俺でも頭が痛くなってくる。できたら日本のこういうところは見せたくなかったな。はるばる遠くから来てくれたわけだから日本のいい面を知ってもらいたいと思う。それだけ、というわけにもいかないのだろうが。

時間があれば高円寺や浅草も連れて行ってあげたかったのだが、明日の朝から京都へ行くということなのであきらめ、先生と目黒で落ち会い、カレーを食べた。

新緑の京都は彼女の目にどう映るのだろうか。今は空気が澄んでいて最高なんだろうな。きっといい旅になることだろう。
最後にいつかG&G (gunjey and the gang)
BAND
を結成してロンドンに演奏しに来いと言われた。なかなかイカしたネーミングだと思わない?

Thanks,Sandra.Have a nice trip! Send me a picture doing yoga with Japanese style clothes.
HARA IPPAI , ARIGATOU!!