箱出しのKSC QRF mod.1の銃口初速と発射サイクルを測定してみました。

KSC純正ナチュラルズバイオBB弾0.25gを使用して

HOP最弱、サイクルエンハンサー前進位置で測定した結果です。

HOP UPを強くしていくと銃口初速が遅くなっていくので

0.25gBB弾でHOP適正状態にすると80m/s前後になるようです。

HOP最弱、サイクルエンハンサー後退位置で測定した結果です。

発射サイクルが少し早くなって銃口初速はかなり低下してますね。

サイクルエンハンサーはスプリングガイドの前後位置を変えることで

スプリングがピストンを押すテンションを変えて、

銃口初速と発射サイクルを変化させる構造なので、

サイクルエンハンサーを後退位置で動かしている状態は

「銃口初速を低下させる為にスプリングを短く切っただけの電動ガン」と同じで

ピストンが前進しきらないうちにセクターギアと接触する

「ピストンクラッシュし易い状態」となっている事を理解しておく必要がありそうです。

基本的に電動ガンはスプリングのテンションや寸法(ピストン前進の速さ&タイミング)と

ギアの形状やモーターの性能(ギアの回転の速さ&タイミング)との

バランスがとれた状態で「正常に動作する」機械なので、

スプリングガイド位置だけ変更できる構造で

バランスを取り続けるのは難しいわけですが・・・。

(スプリングを強くて長いものにすれば良さそうですが

銃口初速が法規制をオーバーしてしまいそうですね)

ちなみにサイクルエンハンサーを調整するレンチは

「すごく長い(全長220mm程度)2.5mm六角レンチ」なので

無くしてしまった人は近い寸法の

T型六角レンチ等をネット通販で買えば良さそうですね。

 

上:KSC M4A1 ERGカスタム

下:KSC QRF mod.1 TEG

M4A1と比べれば、だいぶコンパクトになってますね。

上:マルゼン MP5Kカスタム

下:KSC QRF mod.1 TEG

ストックを付けたMP5Kと比べると、バレルは長いですが

それ以外は引き締まって見えますね。

VFCのHK416用サイトを取付けてみました。

リコイルが無く、オートストップ機能も無いので

基本的にスタンダード電動ガンと同じで

ただ撃ってるだけでは面白みはあまり無いですね・・・。

KSCの電動ガンは中身をカスタムしてる人が少ないので

これから中身をカスタムしていきましょうかね。