いちなかはもののにおいやなつのつき (ぼんちょう)
あつしあつしとかどがどのこえ (芭蕉)
にばんぐさとりもはたさずほにいでて (きょらい)
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さまざまなしなかわりたるこいおして (ぼんちょう)
うきよのはてはみなこまちなり (芭蕉)
なにゆえぞかゆすするにもなみだぐみ (きょらい)
芭蕉は、
他人との対話を離れ、発句や付け句は卒業しました
芭蕉は、
他人との ”付き合い“ を (<付け合う)離れました
芭蕉は、
ワキもシテも、自分であることに気づきました
詠みても、聞き手も、自分であることに気づきました