連句から俳句へ | Günhan Özhanのブログ

Günhan Özhanのブログ

日本語・日本文化への誘い 
To learn a new language is, a sort of journey of discovery in which we find a new world.
All journeys have secret destinations of which the traveller is unaware.

いちなかはもののにおいやなつのつき (ぼんちょう)

あつしあつしとかどがどのこえ (芭蕉)

にばんぐさとりもはたさずほにいでて (きょらい)

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さまざまなしなかわりたるこいおして (ぼんちょう)

うきよのはてはみなこまちなり (芭蕉)

なにゆえぞかゆすするにもなみだぐみ (きょらい)

 

芭蕉は、

他人との対話を離れ、発句や付け句は卒業しました

 

芭蕉は、

他人との ”付き合い“ を (<付け合う)離れました

 

芭蕉は、

ワキもシテも、自分であることに気づきました

 

詠みても、聞き手も、自分であることに気づきました