コムスン

初めて福祉の仕事をしたのはコムスンと言うところでの訪問介護だった。

若い人は知らないかもしれないけど、介護保険が導入された初期に全国ネットで介護業界をけん引していた存在の会社だ。

そこで1年弱働いた。

自分は別のところでヘルパーの資格を取ったがコムスンはヘルパー取得の講座も開催していて、取得後にコムスンで半年働けばヘルパー講座代は無料と言うことをやっていてヘルパーを増やしていった。

ヘルパー講座に通っていざ卒業って時に、本当にこの仕事が出来るんだろうか?って思いもあって働きだした。

コムスンは先輩ヘルパーと同行して仕事を覚えて、手順が出来るようになったら1人で訪問するっていうシステムだった。

初めて行ったお宅は独居の男性のところ。身体1時間だった。
失語症だったが、「馬鹿野郎っ!!」の発音だけはしっかりしてたな。
封の空いたポッキーを食べろってくれたこともあったな。食べたらふにゃっとしてたっけ(^_^;)
途中で入所施設に入ることになり、最後のケアに行った時は涙が出た。

自分の福祉の仕事の入り口の会社だったコムスン、色々あって会社はもう無い。
短い在籍だったけど、思い出は沢山ある。

続きは明日書こう。