生きるのが下手だ。

朝起きて行くところがないことに戸惑っている。
人間には居場所と必要とされる役割が必要なんだろう。
その二つを衝動的に放棄したんだから。

なんかしたいことがあった訳でもない。

仕事から逃げたかっただけなんだろう。

今日は上司と話をしてきた。
何を話したかはあんまり覚えていないが、今年いっぱいで辞めることを了解して貰ったことと、このままバッくれないで来週に片付けと引き継ぎをすることは決めた。
職場の人と顔を会わすのはイヤだが、それはその時だけなのでガマンしよう。もしかしたら上司はああ言ったが、職場の人達は二度と顔も見たくないと思っているかもしれない。そんな最悪のタイミングでバッくれたのだから。

もう片付けと引き継ぎが終われば、一生会わないであろう人達になる。今後プライベートで会うことも無いだろうから、スマホの電話帳も消去した。

若いときはそんなことを思わなかったが、最近は「時間が過ぎるってことは、ドンドン死に近づいているんだな。ムダにダラダラ過ごしたってことは死ぬまでの時間をムダにしてるってことだな。」と思うようになった。
だから何かに向けて一生懸命で大事に生きようとは思わないところが自分が全てにおいて中途半端なところなんだと思う。

やりたいこと。これをウソでも良いから決めておけば良かったなと今更ながらに思う。