年末年始は面会中止だった
母がお世話になってる特養。

クリスマス前に面会して以来会っていないので、
先日父と面会に行って来ました。

息子が来ている時に
私のスマホに母から電話がかかってきていたのですが、
息子のリクエスト料理に勤しんでいて気がつかず、
新年になってから母とは話していませでした。

父には二度ほどかかって来たらしいのですがね。
私が電話に出なかったから父にかけたんでしょう。
父に言わせると、どうでもいい内容だったとか。
声は元気そうだったって。
多分、私が電話に出たら
30分以上付き合わされるパターンだったな…

ただ、次に面会する時みかんを2個持って来て、
とは言われたそうです。

面会はいつも午後を予約するのですが、
今回はこちらが都合の良い日の午後は全部埋まっていて、
仕方なく午前10時からをお願いしました。

ひと月以上会っていないので、
父も母がどんな様子か気になっていたようですが、
スタッフさんに車椅子を押されて登場した母の第一声が
「今日面会なんて聞いてなかった💢なんで今なのよ!」
いきなりの怒りモード!

こりゃダメなヤツだショボーン
始めから終わりまで文句と不満しか言わない。
食べたいと言ってたみかんをもってきたよ、と見せても
そんな事言ってない、だと!
いつものように、
私が選んだシャ◯レーゼのお菓子の差し入れにも無反応。

母の中には"感謝する"という概念がなくなっちゃったのかな…

後で父がボソッと
「面会に行っても嬉しそうな顔をするわけでもなく、
差し入れにありがとうを言うわけでもなく、
張り合いがないよな…」
と寂しそうに言っていました。

すっかり人格が変わっちゃった…
とも。
もっと可愛い人だったよねぇ…と
二人でため息をついてしまいましたよ…

うつ病がそうさせているんだろうけれど、
もう、かつての母に戻ることはないのだろうな、と
悲しくなりました。

そして、
父は施設のスタッフさんに対して
より感謝の気持ちが増したようです。
「仕事とはいえあんなお母さんの世話をしてくれて
本当にありがたいよなぁ」と。
で、面会は月に一度でいいな、だって。

面会の前に、父に聞いたんですよ。
「当たり前のように私も一緒に面会に行ってるけど、
お父さんひとりで行かなくていいの?
夫婦水入らずで話したい事もあるんじゃないの?」
と。

すると、
「特に話す事もないし、いいんだよ。
勿論、◯子(私)がいなけりゃひとりでもたまには面会に行くけどな…」
だって。
 60年以上夫婦してるとそんなもんか…

どちらかと言うと無愛想で無口な父が、
最近は事あるごとに
「すまないね、助かるよ、ありがとう」
と言ってくれます。
母の様子を見て思うところがあるのでしょう。

そんな父の為に、
今年も私は実家通いを頑張るつもりです。