本日、肺移植から1年を迎えることが出来ました。

人間って過去の辛いことを忘れるように出来ているのか、あの息苦しさ、手術後の大変さがだんだん過去のことになって忘れつつあります。


でもそう思わせてくれるようになったのは、1年前のあの日、私に肺を提供してくださったドナー様とそのご家族、先生や看護師さん、私の家族の協力があったからこそです。


本当に感謝しております。


1年経過した現在の状態について書きたいと思います。


・体調

浮き沈みは結構激しく、すぐに風邪を引いたりします。最近、お腹を下すことが多くなっているのですが、多分イトリゾールかセルセプトの副作用だろうと思ってます。

ステロイド減量の効果で、体重が落ちて、ムーンフェイスもかなり良くなりました。

パンパンマンと言われたあの頃に比べるとかなりマシになりました。


・酸素

息切れは動くと多少ありますが、下がっても戻りも悪くないです。

FEVについては、少しずつ上がって2.1L程度です。ここら辺でもう打ち止めかなと思っています。風邪引くと結構下がったり、うまく吐いたつもりでも数値出なかったり、ハイチェッカー結構気分屋です。


・薬

6時半

     プログラフ 0.2mg

     イトリゾール 20ml

朝食後

     セルセプト 1錠

     プレドニン 5mg 1錠

    プレドニゾロン 1mg 3錠

     サムチレール 2

     バリキサ錠 2錠

     テルミサルタン 1

     メインテート 2

     ランプラゾール 1

     トラムセット 1

18時半

    プログラフ 0.2mg

夜食後

    セルセプト 1錠

    メインテート 1

  トラゾドン 1

  リカルボン 1


免疫抑制剤は朝0.2、夜0.2と少ない用量で済んでいます。

プレドニンも下げられる限界の8ミリまで落ちています。

他もこのまましばらくは維持だと思います。


・手術箇所

痛みはほぼないですが、ややつっぱった感じはまだあります。


・体力

術後6ヶ月がピークで、それは維持できていると思います。

ただ、平日は在宅仕事で出歩かないので、向上はしてないと思います。


というような状態です。


やっぱり薬の長期服用の弊害は避けられないですね。諸刃ですね。


これからも節目で報告したいと思います。