しばらく経過観察を続けていましたが、通っていた公立病院が遠いので、転院することにしました。

自宅から電車1本で行けること、間質性肺炎治療の実績のある御茶ノ水の大学病院にしました。


この頃には更に症状が悪化していて、息切れも大分酷くなっていたため、先生からステロイドパルス治療と在宅酸素をすすめられました。


ステロイドパルスは短期間で大量のステロイドを投与します。間質性肺炎の進行を抑える効果があり、人によっては完治する場合もあるようです。2週間程度入院して、多少症状が改善されましたが、やはり治りはしませんでした。


なので、在宅酸素をやることになりました。この時点での酸素量は安静時無し、労作時3Lでした。

在宅酸素機器を扱っている帝人さんから携帯酸素ボンベを提案されましたが、ボンベが空になったら交換する必要があり、職場に届けてもらったり色々仕事に影響しそうだったので、他に方法がないか探したら、いい製品がありました。


『ハイサンソポータブルα


入院中にリリースしたばかりの製品でネットで見つけました。ほんとラッキーでした。

この製品はバッテリータイプの携帯酸素濃縮機器で同調式で3L、予備バッテリー併用で5時間使用できます。

ちょっと重いのが難点ですが、仕事する上での要件を満たす理想的な製品でした。


早速帝人さんに打診して、その病院での初の利用者になりました。


1回故障して交換になったこともありましたが、仕事を続けられたのはハイサンソポータブルαのおかげです。