諸君、ご壮健かな。
小岩井農場。
由緒正しき農場。かつてはのどかな農場だったが、いまやテーマパーク。アウストラロピテクスが北京原人に進化したくらいの前進。
む?
新手のモビルスーツか!?
戦意を削ぐ見た目…ララァ・スンの再来…な訳はない。
お、ミュージアムがある。少し小岩井農場の歴史を勉強してみよう。
ここは岩崎久彌が大きくしたという。
あの岩崎弥太郎の一族?それは商才があるはずだ。牧場はどんどん大きくなり。
競走馬まで排出。
あのカブトヤマも小岩井農場。海外から繁殖牝馬を輸入して、大活躍したらしい。
しかしGHQが岩崎家の三菱を財閥解体し、競走馬事業から撤退を余儀なくされた。
そして岩崎久彌も亡くなって斜陽になっていった。
縮小して三菱グループのひとつとして生きている。歴史そのものだ。
ん?丘?
昔の模型を見る。これは何か?古墳?
いや、天然の冷蔵庫。
大谷資料館がひんやりしてきたように、地下は涼しい。先人の知恵が、地球温暖化の歯止めになるのでは?そんなことも考えてみる。
さて。
くうか!
牧場に来たら、食べなければ損であろう。
ソフトクリーム!
ヨーグルト!
モーモー。暑い日に口にする、こんなに嬉しいことはない。
肉まん。
牧場を歩いていた可愛いあいつ。感謝をしながら食べる。うーん…。
悔しいくらいうまいんだなあ!
ハチミツとチーズは合うな!
もう。
小岩井は楽しい。
また来るぞ。