[長野県・木曽福島駅]古き街並み、そしてあの要衝が! | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

諸君、ご壮健かな。



木曽福島。


長野県の雪深い地。それを避けて3月後半に来たというのに。

この前日だけ大雪。


コムサイ(国産車)はツルツルボーイズな夏タイヤ。溶けてよかった、心から。



ファクシミリ!?

ワープロ!?


屋根もボッコボコ。そこはかとなく古い建物。というのはそういうことでは無く。



木曽福島はかつて関所が設けられていたため、福島宿として発展した。


中山道という険しい道であったため、東海道と違って衰退していったが、ここかしこに江戸時代の名残がある。



古き町並み。


澄み渡った湧水。


それを辿っていくと。



喜又橋。


何でも漬水の湧いた小川に、木製の橋が架かっていたものを復元したもののようだ。


この地の十一代目当主「喜又」は、島崎藤村の実兄と共に、この町の山林確保に私財を投売って町の人々のために尽くしらしい。


なるほど。



お。


この坂を登ると…。



こ、これは…。


福島関所。


先に書いたように中山道の関所。箱根の関所と比べるとやや地味な印象だが。



東西を結ぶ道の重要拠点。


四大関所とよばれ、主に江戸への「入鉄砲出女」を取り締まった。江戸で叛乱を起こす鉄砲、家族を捨てて逃げる女…時代だ。

今なら絶対に出男。



さて。


入ってみようか。



チラリと。


この中に入って衣装を着られるのだが、その写真はない。なぜか。

全員でウッハウッハと楽しんだ写真しかないから。


楽しすぎるのだよ。芸能人が撮った写真があったので、イメージとして載せると。



こんなふうに浮かれポンチ。


いやあ、載せられん。



かつての関所を再現。

こんな寂しいところを通って降嫁した和宮。想像しただけで辛くなる。