[沖縄県・南城市]斎場御嶽(神々たちを仰ぐ場所) | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

諸君、ご壮健かな。



さて、沖縄本島の東端に位置するのが。


斎場御嶽(せーふぁうたき)。


ここは琉球王国・尚真王時代の御嶽。かつては男子禁制の聖地で、国王すら女性の装いをしないと入れなかったという。




屈指のパワースポットというだけあり、木々の緑から漏れてくる木漏れ日は心地よい。




2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録された斎場御嶽。近年は観光客が増え、傷んできているという。


何だか、少し申し訳ない。





大庫理(うふぐーい)。聞得大君(琉球王国の最高の女性神官)の就任式が行われた場所。祈りの場「うなー」がある、厳粛な場所だ。



さらに進んでいく。



大きな穴が…これは第二次世界大戦で連合軍の艦砲射撃で開いた穴のようだ。海軍とは袂を分ち、この地で戦った陸軍、そして何よりも沖縄の民衆たちが晒された脅威。


絶対に戦争は起こしてはいけない。




先にあったのは、寄満(ゆいんち)。台所という意味のようだが、調理したのではなく貿易で満ちた品が寄せられたということのようだ。


ここで神に捧げられたのだ。




一つ一つの木々まで、力強く。




自然のエネルギーに満ちている。これがパワースポットと言われる所以だろう。琉球の女性がお祈りに来るのも頷ける。



そして次にやってきたのは。



奥がシキヨダユルアマガヌビーの壺、手前がアマダユルアシカヌビーの壺。上にある2本の鍾乳石から落ちる水は聖なる水らしい。



そして1番の見どころ。


三角岩。


圧倒的なオーラのこの向こうには、三庫理(さんぐーい)。コロナ禍で閉鎖されていた聖地、今回も雨のために入らなかった。残念だ。



帰り道。


久高島が見える。


最高の聖地で、ここ斎場御嶽にもその砂が持ち込まれたらしい。これは…。

行くしかないな!



ちなみに斎場御嶽への道には。



お洒落な店がたくさん。



ブラブラと歩きながら。



琉球コーラを飲むのもいいかもしれん。