諸君、ご壮健かな。
さて、淵野辺が小宇宙である理由。
JAXA。
そのキャンパスがあるからだが、ここに新たなマンホールがあるという。それは。
量産型ザクのマンホール。
唯一無二のはやぶさが展示されているのに量産型。個人的にはこちらがガンダムでは、などと思うわけもない。
では宇宙科学探査交流棟を見てみよう。
ペンシルロケット!
日本は太平洋戦争で敗戦した後、ミサイルはもちろん航空開発も厳しく制限された。そのためこの小さいもので実験、それをロケットに換算し開発していたという。
なんという熱意。
今度は金星に行っているのか!?その名もペピコロンボ。
地球と双子星と言われながら、灼熱と極寒の大気に覆われた金星。これはまさしくロマン!
そして、はやぶさ2が行ったリュウグウ。
これは…。
モウサ?
宇宙というと、どうしてもよぎるかげー。シャア!シャア!シャア!
これがはやぶさ2。
金箔が何となく自由研究っぽいが、これが熱遮断の肝。これに守られてリュウグウに向かう。しかし電波が何時間もがかり、リアルタイムで鉱物採取の指示ができない。
ではどうするか。
マーカーを落とし。
光を当てると発光。
その光を頼りに、はやぶさは自分で考えて近づいていくのだ。何と愛おしい!
…。
あ。
夢中になりすぎた!
マンホール!
量産型ザクぅぅうう!
どこだ!?
ここでもない…。
敷地で見つからない…。
ないのか?
どこにもないのか?
シャア!「聞きたいことがあるのだが」
警備員「はい?」
シャア!「ガンダムの…」
警備員「外にありますよ」
食い気味に答えられた。おそらく、構内を歩いた彷徨いびとに、四六時中聞かれるのであろう。
しかし、良い情報だ!
どこだ!?
ん?
ん?
ん…?
ターゲット補足!
緑が物凄く鮮やか!芸術的な見地からは、これかなりの完成度かもしれない←独断と偏見
警備員「淵野辺駅には白いあ…じゃなくてガンダムがありますよ」
…。
貴様、さては同志だな!
おしまい