[東京都・調布市] 鬼太郎茶屋「日本妖怪入門展」 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
諸君、ご壮健かな。


さて、深大寺に来ると避けては通れない聖地。


ビビビのビーとゲゲゲのゲー。
↑掃除する人と混じっている

深大寺の境内の入口に位置する鬼太郎茶屋。ここ調布は、ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげる先生が50年も住んでいた街なのだ。

この時、開催されていたのは。


日本妖怪入門展。

水木しげる先生の描く妖怪はどこかユーモラス。それは哀しき戦争で散っていった、占有たちへの鎮魂である。
 
参考記事



戦争が遠い日の幻影ではなくなった今、彼ら妖怪から学ぶことは多いはず。


100円チャリンと。

どこか懐かしい日本家屋の階段を、ギィギィ言わせながら上る。


鬼太郎とねずみ男。

この二人いがみ合いながら、結局は離れられない。誰もが胸に手を当てると、そんな人がいるリアル。水木しげるワールド・・・。


おわ!

本当にビックリした。このユーモラスなのも、先生の魅力。


全国の妖怪たち。

それぞれの地で、地元の人と結び付いて生まれた彼ら。様々な教訓を与えてくれる。


たとえば泥田坊。

勤勉な農民が素晴らしき田を耕したが、息子が愚かで他人に渡る。その他人が素晴らしい田んぼだと喜んでいると、恨めしそうに現れる泥田坊。



ぬっべらぼう。

人の肉が歩き回って恨めしそうに見ている。ただそれだけなのに、その存在の意味を考えさせられる。


垢嘗め。

風呂をきちんと洗わないと、表れて風呂桶をペロンと嘗める。有りがたいのか気持ち悪いのか、表れて欲しいような欲しくないような・・・。



ほかにも・・・。



たくさんの・・・。



妖怪が・・・。



でもいやに人間臭くて、憎めなくて。思わずニンマリ・・・。


首かじり、こわ!

これもまた人の業か。そして何よりも怖いのは、現実の人間。プーチンとかおでんツンツン男とか小林麻耶とか。

どうか荒ぶる魂、鎮まらんことを。