[コラム] 君は「変身メカ スペースアタッカー」を知っているか? | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
※この記事は過去記事の再構成です


諸君、ご壮健かな。


 人間の夢、ロボット。

ヒト型の機械が生まれれば。

道具を自在に操ったり。  

動きで魅了したり。


様々なことが出来ると、そう人は考えました。その基本となるのが。

腕。


アームの動きが高性能になるほど、様々なシーンで役立つと考えました。



しかし。


なんでこいつには腕がないのでしょう。

でも空を飛べる特技があるだろうって?それなら私はこう言いたいです。
飛行機でいいじゃないですか?

わざわざ空気抵抗をきつくして、速度を落とす。そうですか、孫悟空が重りを身体中に着けて修行しているのと一緒ですか。違いますね。


箱の横はシンプル。

それでは裏返してみましょう。


お仲間が一杯。

仲間同士でパーツの取り替えが可能って、変身とはこういうことなのですか。そして、悲しい事実。
誰と取り替えても、アームの機能は酷すぎます。

顔が「オホーツクに消ゆ」のニポポ人形のようです。


それでは一人ずつ見ていきましょう。


爆弾仕掛けるぞ!
金をだせ!

どうしても、私にはそういっているように見えます。悪です、羽賀研二と並ぶくらいの真性の悪です。


誘導員?

ロボットだって暮らしていかねばなりません。炎天下の仕事のあと、冷蔵庫で冷やした燃料オイルをクイッといきたいですね。


ハイポーズ。

落ちたハンカチをつまんでポイッ、そんな機能しかないけど何か?そんな開き直った表情が、若干イラッとさせるなど言うわけもありません。


さて開けてみましょう。


イロプラ。

この時代のプラモデル、色が着いているのが多い気がします。小さいパーツたちを5種類も入れ続けた作業員には頭が下がります。

私なら2箱で投げ出して、お風呂に入って寝るところです。




そう、私は負けたのです。