諸君、ご壮健かな。
この忍の屋敷。入るとすぐに目に飛び込んでくるもの。
ナイスミドル軍団。
てもみんの前で順番待ちをしている、そんな集団にも見えてくる。とはいっても、私よりは年下だが。
砂の国の面々。
木の葉に負けないくらい、熱くて血の通った忍たちだったな。
次はもはやレジェンド。
こうした先人たちの礎の先に。
少年たちがいる。
遊びたいであろう、恋もしたいであろう。そうしてものを諦め修行に身を投じ、里を守り抜く彼ら。うーむ、寒い時代だと思わんか!
そして彼らに襲いかかる!
うちはイタチ。
憎々しいばかりに強い彼の技、そして心。嗚呼、誰か救ってやってはくれんか、そう思いながら一番に切ないのは小南だと思う。あの共に遊んだ三人の少年少女に戻してあげられたら。
そして。