赤備えが勇躍する! | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
諸君、ご壮健かな。


さて、行きそうで行かない観光地。ドドドドドド、ドン!


大阪城。

いつでも来れる、いつでも来れると思っていて、全く来ない、来ない来ない詐偽の場所。


うーむ。

大きい。風雲たけし城をはるかに凌駕するその気高き高さに、豊臣秀吉の中に眠る成り上がりの魂の叫びが垣間見える。

↑といいながら秀吉築城の天守閣は焼け落ち、現存するのは家康築城、さらに何度も改築していることには触れまい


ん?

こんな高いビルを上るなど、オサーンには無理だろうって?甘い、二世タレントくらい甘い。

鍛えてるわけでもない、ダイエットもめんどくさくなった、しかし!


ここにはエレベーターがある。

……。
さて!気を取り直して!
↑お前だ


大阪冬の陣。

徳川と豊臣のどちらが勝とうが、真田家が残るべく兄と袂を分かち豊臣方についた真田幸村。真田丸を築き、真っ赤な甲冑(赤備え)をまとい、子供の大助と共に奮戦するその姿に惹かれる者も多い。それ以前に赤いというだけで惹かれる、病もちの私。

きっと豊臣方についた武将は、みな結果は分かっていたのであろう。この痛み、戦乱から平穏へ移る過渡期には致し方ないのか。


若き豊臣秀頼は、押し寄せる徳川方をどんな思いで見たのか。

……。
ん?

何かいる。


嗚呼、あの赤備えは真田幸村!

勇ましきその勇姿と共に、写真を撮りた……。


……。


ゴミ拾ってるんだが。

なんでも、ボランティアらしい。こうして大阪城の平和は守られているのだ。
↑何、その締め