※この記事は過去記事の再構成です
諸君、ご壮健かな。
さて、以前私を震撼させた男。
風邪引きの老人。
あの屈辱を乗りこえ、私は一つ大人の階段を上ったのだが。敵も。
今度は電車に現れた!
それはそこそこ混んでいる、まあまあ都会な電車のお話。
私はその日、ぼんやりと揺れに体を任せながら、外をみていた。その景色は少しずつ遅くなり、やがて止まった。
アナウンス「ナントカ駅ーナントカ駅ー」
扉があくと人の波が流れ込んでくる。その中にいた一人の老人。突然叫んだ!
老人「パズドラそんな面白いのかよー!止めろこのー!」
私は思った。
こいつ、やばいぞ!
老人の目の前にいた若者は、いそいそとスマホをしまう。そのできた空間に老人はなんと。
スマホを出したのだ!
老人「乗り換えはよー、どこかなー」
こ。
こわい!果てしなくこわい!
老人「はーい、混んでるんで奥に入りまーす」
押すな!そこまで混んでない!と言いたいが言えないシャア!。
そして奥まで入ると。
老人「おい!お前!カバン邪魔だ!」
と言って、哀戦士(サラリーマン)の鞄を突き飛ばす。
その背中には、巨大なリュックサックがありますけど。
もういや、こういう老人。
私は絡まれないよう必死。