※この記事は過去記事の再構成です
同志よ、よく集まってくれた!
世間では岸田文雄の部下(馬鹿?)が、不祥事辞任ざんまいと政治を騒がしているようだな。劣性遺伝子のアースノイド、あえて言おう、カスであると!
本日は私ギレン・ザビが、貴様らその劣性遺伝子である地上の民に向けて直々に公演してやろう。記念にサインしてもいいぞ、一枚100万ガバチョでな。
今日の優良遺伝子である私の講義は、ジオンが連邦を圧倒していたころ「地球侵攻作戦」である。
教科書「ギレンの優秀な尻尾の歴史」、79ページを開いて欲しい。
そこの赤い服のマスクマン!ヒートホークの素振りをするんじゃない!
ジーク・ジオン!
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物資に劣るジオン公国るは、短期決戦で地球連邦を降伏させるつもりでいた。そのため、一週間戦争 、ルウム戦役 と一気に攻勢をかけたのである。
しかし南極条約 の場で直前に奪還された、地球連邦のレビル将軍 は「ジオンに兵なし」として徹底抗戦を表明する。劣等種のくせに!
こうしてジオンは愚劣な連邦に対し、講和に持ち込むことも独立を認めさせることもできなかった。そのため戦争を続けざるを得ず、長期戦を覚悟し地球侵攻作戦を決行したのだ!
私の優秀な司令書は、以下の通りで遂行された。
2月中旬
月面から地球に向けてマスドライバーでの攻撃を実施、連邦の対空防衛を弱体化。
3月 4日
第一次降下作戦。宇宙基地制圧隊、資源発掘隊を天然資源の多いカスピ海及び黒海沿岸部、コーカサス地方のオデッサ・バイコヌールに降下させて占領。
3月11日
第二次降下作戦。
北米大陸に降下し、これを占領。
3月18日
第三次降下作戦。アジア・オセアニアに降下し、アジアの拠点の一つペキンを占領。さらに別の作戦でアフリカ・キリマンジャロも勢力下に置いた。
以上の素晴らしい作戦により、地球の約半分が我を栄光のジオン軍が占領した。
素晴らしいだろう。私の素晴らしい頭脳が生み出した作戦であるのだ。
しかし反面、補給線が伸び切ったために物資が末端まで届かなくなったのも事実だ。また、完全に調整されたスペースコロニー育ちの優秀なスペースノイドにとっては、慣れない地球での生活に直面した。
これは予測できなかった将官どもの責任だな。軍法会議で裁かねばならん。
さらに痛恨は、連邦の本拠地ジャブローしかしの入り口を確定できなかったことだ。ジオンは大きな戦いを起こさず、そのため部隊の増強・モビルスーツの開発に時間を取ることができたともいえるのだが…。
レビル将軍大艦巨砲主義にこだわり続ける反対勢力を振り切り、ジオンのモビルスーツに対抗するためのV作戦を4月1日に発動。
これはモビルスーツの開発を主とするRX計画と、緒戦で失われた艦隊を再編成するための建艦計画であるビンソン計画の同時進行を指し、戦力の増強と一大反攻作戦のチャンスを狙っていたのである。
これらの情報を漏らした索敵班は、軍法会議だ。彼らを編成した人事局も、ポンコツ索敵機を配備した物資班も、炊事班も掃除班もみんな軍法会議だ!
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なるほど。
勉強になるな。
あの壷はいいものだ。
一週間戦争の講義に引き続き、冬期講習に来ている、マ・クベ君はよく聞いているようだな。
これも、入試にも出るからよく復習しておくように。
さて、公演はここまでだ。
アナハイム・エレクトロニクスからもらった講演料は、たったの1億円だからな。
それでは愚民の諸君。
ジーク・ジオン!
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