今日の午後は、青年センターに行っていました。

ホームステイ先の家をすぐ出ると、リシタン唯一の大通りがあって、
そこから、町の中心地(せんとる)までタクシーで。

せんとるから、フェルガナ行のバスが出ていて、
フェルガナまでの途中に、青年センターがあるので、
いつも、このバスに乗って向かいます。

私は、バスの運転席の後ろのスペースに、
座布団をひいてある席に座っていたので、
進行方向に背を向けてしまっていました。

青年センターのちょっと手前で、
他の乗客とか運転手のおじちゃんが、
なにやらざわざわと話しながら、同じ方向を見やっていて、
バスものろのろ進むので、

何があるんだ? と思って、
私も後ろを振り返ってみると、
フロントガラスの向こうに、人だかりのある場所が見える。

前も、同じような感じで、
道の真ん中で車の運転手同士がケンカしていて、
野次馬が集まっていて・・・なんてことがあったので、
また、喧嘩かなんかかと思っていました。

が、だんだん近づいて見えてきたのは、
用水路に突っ込んで、後部座席しか見えない、白い車。

事故だ・・・。

「うわー、事故だ」と思うのと同時に、
「また事故か」と、慣れきった感想を持ってしまう私もいました。

ウズベキスタンは、基本車の運転が荒い。
100キロオーバーも当たり前。
80キロ運転はノロノロ運転だと言われる。
車が人を全く見ていない。
車が人を待たない。逆にあおる。
黄色信号はGOサイン。
むしろ信号がない。リシタンの町には2箇所くらいしかない。
時々逆走する。
時々バックもする。結構ためらいなく。勢いよく。
100キロオーバーでの、車線越えての追い越しも普通。

書き上げたらきりがないくらい、
危険要素いっぱいのウズベキスタンの車の現状。

ウズベキスタンに来てから、事故の現場は無いけれど、
事故後の車両は、あちこちで見かけました。
用水路で逆さになっている車を見るのも、初めてではありません。

だから、
「うわー・・・・またか」
と、とっさに思ってしまったのです。

後から、この事故のこと、色々聞きました。
1人亡くなって、2人の方が重傷だったと。
車と歩行者の事故だったと。
歩行者はリッツェー(日本の中・高にあたる学校)の学生だったと。

あれこれ聞いているうちに、
あらためて怖いな、と思いました。

事故自体についての怖さと、
自分の感覚の慣れに対する怖さ。

最初に事故現場を見た時に、
「また事故か」と思ってしまった自分に、
9か月過ごしてきた中での、悪い慣れがあることに気づかされ、
本当に怖いな、と感じました。

先にも書いた通り、危険いっぱいの車が走っています。
整備もほとんどされていない車が。

ここでは、自分の身は自分で守るしかありません。

歩行者として道を歩く時も、
同乗者として車に乗る時も。

常に事故の危険性があること、
相手側の注意を期待してはいけないこと。

色々な危険性を見てきて、知ってきて、
毎日気を付けてきたつもりですが、
やはり、心の中で慣れが出てきてしまっているみたいです。

駒ケ根の安全管理に対する講座でも、
こちらに来てからも、
慣れてきた頃(赴任半年~1年半)が、
最も事故・犯罪に遭う可能性が高い、と教えられました。

緊張感は常に忘れないようにしないと・・・。
と、確かに思っていたはずなのに。

もう1度、初めてこの国の交通事情を見た時の
緊張感を思い出して、
油断せずに過ごしていきたいな、と思います。、

活動のこととか、
こんなんでいいのか、とか
ウズ語停滞してるぞ、とか、
あれこれ悩みはありますが、

まず第一は、元気に日本へ帰ること。
それ以上に大事なことは無いです。