私は0歳児クラスの担任なのですが、今日は午前中2歳児クラスの子と一緒に過ごしました。

16名のうち5名を連れて、「おしごと」という活動を小一時間程楽しんできました。


同じ施設内にある幼稚園が、モンテッソーリ教育を行っているので、その影響もあり、 少人数ずつで「おしごと」をしています。

なんか「おしごと」っていうと、やらなきゃいけないことって、感じがしますが、そうじゃないんです。


棚に教具を並べて、その中から子どもは自分の好きな活動を選び、自分のやりたい時間だけ取り組むんです。

もちろん、他の子が先に使っていて、順番を待たなければならない時もあるし、一度やったら飽きてしまったり、一つの物に没頭していたら、一時間たってしまったり…

どの教具をどのくらいやりこむかは、その子ども次第。

やり方も、見本はそれぞれに置いてあるけれども、一つ一つ大人が説明する事もなければ、「その遊び方違うよ」と口を挟むこともしません。(危険な場合は止めたり教えたりもしますが)

「塗る」「貼る」「切る」「はめる」「なぞる」「通す」「捻る」「縫う」等々、人間が普段何気なく、使っている手の動作を、個別化し繰り返し繰り返し、気の済むまでその動作を行うことで、子どもは自分の手や脳みその機能を研究しているんですね。

「おしごとの時間」と特別に区切って、より集中できる環境を作っている訳ですが、そうでなくても、普段の生活の中でも子ども達は研究しているんですよね。


例えば、ティッシュを箱が空になるまで引っ張り出したり、用もないのに蛇口を何度も開け閉めしたり、玩具箱をがしゃ~んとひっくり返してみたり……



誰から教わった訳でもないのに、子どもが成長していくのは、やはり本能の成せる技ですね。



今日おしごとをした子達は、一昨年0歳児だった年に私のクラスでした。

まだハイハイもできないような頃を知っているだけに、ハサミを上手に使っていたり、使った物を自分で元の場所に戻したりする姿を見て、

本当に大きくなったな~
と、心の中で1人ホロリときてましたガーン


私はこの園に勤めるまで、モンテッソーリ教育って授業で習っただけでしか知らなくて、なんとな~くとっつきにくそうなイメージを持っていました。


でも、前の施設長が勉強会を開いてモンテについて教えてくれたり、一緒におしごとに入って実際の関わり方や設定の仕方を教えてもらう中で、全く違うただの先入観だったと気づきました。


子どもは、誰かに教わって成長するのではなく、自ら成長する力を持っている。

興味を持った時が始めどき。興味が無いのに教え込むより、その方が吸収するスピードが違うのは、当たり前のことなんでしょうね~。


今は、この「おしごと」の時間好きです。

大人もじっくり子どもの動作を観察できて、新しい発見があるんですよね。


おしごと棚の一部
ぐんちょ、ウズベキスタンに行く。(予定)-20101210202556.jpg 教具はほとんど手作りですあせる


あくまでも、モンテッソーリ教育を取り入れているだけで、モンテッソーリ教育を行っているわけではありません。
(微妙な違いだけど、結構大きな違い)

モンテッソーリ教育の資格とかも、私は持ってませんあせる