例のお手伝いのための借り物 | メカメカしいブログ

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昨日副業のプログラムのお手伝いをするにあたって、実際に使う実機のMicrosoftのタブレットPCであるSurface Pro 7をお借りしてきました。


スペックとしては第10世代のIntel Core i5プロセッサーでメモリは8GB、ディスクはSSD 128GBです。

Surfaceのラインナップでは真ん中か、それより少し下くらいでしょうか。

i7の載った機種は20万近くになるのと、そこまでは性能的に不要かなというところでの選定です。

で、今開発環境を入れようと少し触り始めたんですが、i5でも十分レスポンスは速く、全く不満はなかったです。

i5といってもさすがに最新世代ですね。
動きがキビキビしています。

レスポンスの良さはプロセッサーもそうですが、おそらくディスクの方の速度も結構出ているからだと思います。

と、思っておもむろにディスクのベンチマークを取ってみました。


んーー?

読み込みはそこそこなんですが、書き込みがその辺のSATA SSDより遅いですね・・。

あー、128GBだからかなー。

SSDではよくあることなんですが、まず、基本的には読み込みと書き込みでは書き込みの方が遅いものが多いです。

で、次に容量が少ないものは速度が遅かったりします。

容量が多いSSDはメモリのチップが複数基板上に搭載されていて、アクセス時には複数のチップに同時に読み書きさせる事によって速度を倍数的に上げていたりするのですが、容量が少ないものはチップが1つしか搭載されておらず、そういった速度アップの手法が使えない結果、1チップの正味の速度しか出なかったりします。
また、読み込みに比べて書き込みがこれだけ遅いのは、性能的にはあまり良くない部類の、コスト重視のメモリチップを使っているのかもしれません。
USBメモリやSDカードでも安いものは読み込みに比べて書き込み速度が数分の1というものもよくありますので、そういう感じのチップなのかもしれません。

おそらくこのモデルは普及帯なのでそういうことなのでしょう。仕方がないですね。

書き込みの速度だけで見ると、私の使っているThinkPad X260に換装したCrucialのP1シリーズ(CT1000P1SSD8JP)の方が圧倒的に速いです。

こちらがそのベンチ

こちらは読み込みこそSurfaceに少し劣っていますが、書き込みは4倍くらい速く、読み書きの速度差がそれほどありません。

まあしかし体感速度となるとやはりCPUが最新型のおかげでX260が惨敗です。

X260は6世代のi5、Surfaceは10世代ですが、決定的に違うのはCPUコアの数です。

X260のi5は2コアなんですが、Surfaceのは4コアで倍違うんです。

この差は如何ともしがたいものがあり、同じ時間で処理できる量が、同クロックであれば少なくとも倍違うことになります。
世代も4世代違うので、この辺でも2割くらいは最低でも速くなっていると思います。

なのでいくらディスクの速度が速くても全体的なレスポンスでは惨敗もいいところになりますorz

これだけ手を入れても如何ともしがたい差なのはぐぬぬ状態ですが、まあそれでも結局8万円くらいでディスク容量は1TBだし、メモリも32GBなっていてWiFi6対応でSIMも挿さっているので、用途によっては圧勝する可能性は残っているというところで痛み分けとしましょうorz

ちなみにデスクトップ用にこの前換装した速度重視のSSDだと、


こんな感じなので、SurfaceのSSDの書き込みはもう少しは頑張って欲しいところですね。
今時のSSDで、300MB/secは頂けません。

まあスピード談議はこのくらいにして開発の環境を整えるとします。

眠たくなってきた^ ^;