こんにちは。
横浜市弘明寺の整体院・きらきら輝き堂の吉田美恵子です。
今日は、体がゆるむと心もゆるむ…というお話し。
先日初めて来院された患者さんM子さん、80代女性の方。
最近娘さんご家族と同居されたそうです。
施術が終わって、施術後のご注意をお話ししている時のこと。
「肩や腕が楽になったからといって、急に家事を頑張ったりしないで、今日は少しゆっくりお過ごしください。」
と言ったら、
「………」
「料理の味付けとか、どうしても自分でやらないと気が済まなくて…」
「でも、やっぱり任せた方がいいんでしょうかねぇ…」
とおっしゃいました。
「………？」
初めは私も意味が分からなかったのですが、少しして、ああ、そういうことかと気づきました。
私としては、施術後は無理をしないでください、ということが言いたかっただけなんですが、M子さんは、
「家事を頑張り過ぎないでください」の言葉を、「家事を少しは娘に任せた方がいい」
と、受け取られたんですね。
きっと娘さんと同居を始められて、いろいろ思うところがあったんだと思います。
どの家庭でも、同居すると最初はいろいろありますよね。
料理の味付けも、自分でしないと気が済まないと思いつつ、
心のどこかでは、
「これからは、任せる心も持たなければいけないんじゃないか…」
と思っていたのだと思います。
こうした方がいいと、うすうす感じつつ、どうしても譲れなかった。
でも
体がゆるんだら、心と体はつながっているので、心もゆるんだんでしょう。
それがあの言葉になったのだと思います。
たった１回の施術で、体とともに、ここまで心がゆるむって、M子さん、素敵ですね(*^^*)
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