今回は2022年式S1000RのDRL(デイタイムランニングライト)の有効化&起動画面のM1000化です。

ちなみにS1000RRも同様に実施可能です。

未確認ですが、水冷R1200、R1250系もかな?


1.DRLの有効化

2023年式のS1000R、S1000RRより標準化されているDRL。

法改正の遅れにより日本未導入であった機能であり、他国では随分前から標準化されていた模様。

要するにヘッドライトのロービームの代わりにデイライト光らせとけば、ロービームの強制点灯は不要ですってことらしい。



海外のS1000系フォーラムにて、本体ECUの書き換えによりDRL機能を有効化可能なことが発見されておりました。

なんと、DRL点灯状態で暗くなると自動でロービーム点灯させることも可能とのこと。(最近の車と同じですね)

つまり、照度センサーは最初から付いていて、仕向け国の法規に合わせてソフト的にDRLが無効化されていただけのようです。

いちいち国別に作り分けていたらコスト増ですもんね。

そんなわけで、リアシート下のOBDよりECU内のデータを読み出してみました。


確かにFAコード202にDaytime diriving lights(DRLのこと)を発見したので有効化してみました。

ECU書き換えを行い、再起動したところ、本体設定内に「ライト」の項目が追加され、無事にオートマチックデイライトが追加されました。

本操作により、無事DRLの有効化が完了です。


レトロフィット的な感じで旧モデルのDRL有効化とか公式でやったら良いのになとモヤモヤ。

これで〜2022年式のS1000系は少し救われたかな?


2.起動画面のM1000化

下記動画はS1000Rの起動画面をM1000化したものです。

これもだからなんなのってお話ですが、ついでに書き換えてみました。

起動画面のデータ自体は本体ECU内に格納されており初期では「R-SPORT」となっています。

S1000RRの場合は「RR-SPORT」でした。



見た感じ、既存のラインナップの起動画面はひと通り入っているようなので、GS系の起動画面でもXRの起動画面でもなんでもアリでした。

今回はM1000系の画面にしたいので「wert_0A」を選択。



すると先ほどの起動画面に変更されます。

私のS1000RはMパケでもないので、元に戻しましたが、ネタ作りにいかがでしょうか。