以前、自己奉仕者と奉仕者について記事を綴りました。
自己奉仕者の作る組織とは一様に位階制度に基づくものです。
この組織において、最下層に属する人々は
いつでも切られる「トカゲの尻尾」として機能します。
「忖度」という言葉も、位階制度では重要な意味を持ちます。
1990年代、私達はオウム真理教による一連の事件を知りました。
その時、「忖度」がどの様にはたらくのかを知りました。
その頃は「忖度」という言葉は聞きませんでしたが。
現在の日本は当時のオウム真理教と同じ様に見えます。
格差社会を通り超して階級社会へと変貌している様に感じられます。
国民主権とは、国民一人一人が国の事を考え決断するという事です。
本来ならば全国民(全有権者)が国会に出席しなければならないのですが、
物理的に不可能だから選挙で代議士を選び、国会は中継されるのです。
選挙に行かない有権者は、主権を放棄しているといっても良いでしょう。
内閣総理大臣とは 本来 権力者ではなく、代表取締られ役のはずです。
権力を振るうにしても、議論を経て皆のために慎重に行なうのが
議会制民主主義の代表としてあるべき姿です。
現政権が議論で勝ち取ったものがありますか?
そういえば、20世紀も終わろうとする頃、成人の日に
新成人の好きな諺ナンバー1は「長い物には巻かれろ」
というニュースを見た時、とても落胆したのを覚えています。
自分で考えようとしない大人が増える・・・。
この国に民主主義は根付いていない事を思い知らされました。
位階制度の中流に居る限り、自分の生活以外何も考える必要はありません。
政治はお上がやってくれますし、過ちを犯さなければ自分が切られる事もありません。
弱者を叩き、食いものにする事は、自分が中流を維持するために必要不可欠です。
昔の与党は弱者に対して(少なくとも今よりは)聞く耳持っていましたが・・・。
日大アメフト部やレスリングや相撲協会などの位階制度を嫌悪する方々が、
我が国の位階制度化を嫌悪しない不思議。。
いつ自分がトカゲの尻尾になるか分からないのに・・・。
いざとなれば、トカゲの頭を切れば良いと思っているのでしょうか。
日大アメフト部の前監督が言った
「責任は私にある」という言葉。
・・・誰かの口から何度も聞きました。
スポーツ界の不祥事が特に多くて嫌になります。
勝ち負けだけでスポーツに接するのは未成熟な人間です。
平昌五輪での小平選手達を見習いなさい。
位階制の上位で胡坐をかいて自己奉仕に徹する者は去るべきです。
目先の事で頭が一杯のスポーツ関係者、否、スポーツに限らず全ての指導者は、
一度 映画「ベスト・キッド」(1984年)を観ると良いでしょう。
拳(こぶし)から何を学ぶのか・・・
・・・人生の姿だ
勝ち負けは関係ない
立派に闘えば尊敬され
誰も迷惑かけん
(映画「ベスト・キッド」より)