またまた、中学生の時のお話。

 

小学生の時、何かと突っかかってくる男子がいた。

見かけもいかつくて、女子全員にとって少し要注意人物!

 

男子の中では、そこそこに中心人物でしたが・・。

 

いくつかの小学校がまとまって中学生活を迎えると

思春期で人目を気にするようになった男子は

だんだんおとなしくなる。

 

くだんの男子も、そこそこカッコつけてきて、

クラスも違うので、それこそ突っかかれる事はなくなった。

 

6月頃の放課後、その子(K君)とすれ違いざまになんか言われたので

後ろを向いてあかんべをしてやったら、

その顔を見られて追いかけられたのである。

なにぶん、まだ中学一年生。。

 

回り階段の踊り場で追いつかれ、背中を押され

もう少しで、壁にドンとなりそうなところを

なんとか回避し、階段を転がるように降りて逃げた。

 

K君は、階段の踊り場でとまったままだった。

そしてK君は、険しい顔をしながら言った。

 

「それでも、おれがお前を好きなのはおぼえとけよ」

 

何が「それでも」なのかさっぱりだったし、

あんな乱暴しといて「すき」だなんて、なんなんだろう。

 

私自身はK君をすきではなかったので

心乱れることもなく時は流れていきました。

 

その子にとっては、はかなき・・恋だったのでしょう。