義妹の事業⑧
1つ2000円で市販されているスカーフとネクタイに、
ワンポイント刺繍を入れて
デザイナー商品として1つ20000円で
デパートで販売することを
「頭の良い経営戦略」と言い張る義母義妹。
自分たちが正しいと思い込んでいる2人には、何を言っても「頭の悪い人の話は聞かない」と威張るだけ。
夫が
「このことで俺たちを頼るな。俺はその事業に反対だからな。」とだけ言って義実家をお暇しました。
それから半年後、義実家を訪問するとかつて夫の部屋だった4畳半の部屋に沢山の箱…。
義母と義妹に夫が箱の中身を聞くと…
義妹
「1枚2000円で市販の物を買うよりも、自分たちで作る方が安上がりだから。」
夫
「自分たちで作るって何を?」
義妹
「スカーフとネクタイに決まっているじゃない。」
夫
「作るってどうやって?」
義妹
「白のシルクを買って、ママと私で染めるの。」
夫
「染めるってこの家で?」
義妹
「場所借りたらお金かかるでしょ。ここでやるに決まっているでしょ。」
元夫の部屋に貼る箱の中身は、
大量の白のシルクと大量の染料でした。
ちなみに義実家は3LDKのマンション。
義父母は仲が悪く、義妹が義母の味方をするため義父の自宅での居場所が無く、夫が就職で家を出た後は夫の部屋を義父が使っていました。
義父は「俺の部屋に何でも詰め込みやがって」と怒っていましたが、義母義妹は「事業のためなのに協力をしないの!?」と義父の怒りをはるかに上を行く怒声を発してました。
和紅茶もおしゃれ
ミントンのティーバッグ