小説 小はん殺し結城純一郎の演説 (21)
『静かなる戦争のための沈黙の兵器』より
【世界の奴隷化と第三次世界大戦】
【奴隷化と計画的大量殺害なしには社会のオートメーション化は不可能である】
社会コントロールと人間生活の破壊,言い換えれば,奴隷化と計画的大量殺害という広
大な目標を含めることなしには,一国ないしは世界的規模の社会工学化あるいは社会のオ
ートメーション化,すなわち,社会オートメーション・システム(沈黙の兵器)を論ずる
ことは不可能である.@機密保持>
【『沈黙の兵器』は第三次世界大戦の宣戦布告である】
この刊行物[沈黙の兵器]は,「沈黙の兵器」をもって闘われ,細菌戦と酷似した戦争
を遂行する「静かなる戦争」と呼ばれる第三次世界大戦の二五周年を記念して刊行された
ものである.この文書には,今戦争とその戦略ならびに兵器についての序説が収められて
いる.@ご搭乗感謝>
【静かなる戦争は一九五四年,国際的なエリートによって宣戦布告された】
静かなる戦争は,一九五四年,国際的なエリートによって静かに宣戦布告された. 沈
黙の兵器システム[コンピュータ]はほぼ十三年遅れて姿を露わしたけれども,この新兵
器システムの出現によって,重大な蹉跌を被ることは皆無となった.この小冊子は静かな
る戦争開始二五周年を記念する.すでにこの国内戦争は世界中の多くの戦線で多くの勝利
をあげてきた.@歴史的序説>
【ひそかにアメリカ人に対し静かなる戦争を仕掛ける】
将来の世界秩序,平和,安寧のために,ひそかにアメリカ人に対し静かなる戦争を仕掛
け,自然と社会のエネルギー(富)を,幼稚で処理能力のない大多数の人間から,自己訓
練を積み遂行能力があり尊敬に値する少数者の手へと,恒久的に移すことを究極目標とす
る.@エネルギー>
【「沈黙の兵器」の特徴】
【沈黙の兵器のテクノロジーの構成要素は公開の理想的改革案としても通用する】
一九五四年,影響力を行使できる地位にいる人々は,一般大衆が既成権力の寝台に手を
かけて引っくり返すのは,たかだか数十年内という時間の問題に過ぎないということを十
分に理解していた.というのも,新たなる沈黙の兵器のテクノロジーの構成要素は内密の
理想的改革案として通用し,それと同様に,公開の理想的改革案として通用するものだか
らである.@政治的序説>
【公衆の目には自分たちのためになると見えるような新しい兵器を開発する】
この目標に到達するために,究極のところ,操作原則がひじょうに高度で精巧であり,
公衆の目には自分たちのためになると見えるような,その名を「沈黙の兵器」と呼ぶ一群
の新しい兵器を開発し,確保し,適用する必要があった.結論をいえば,研究対象となる
のは,資本の所有者(銀行業)と商品産業(商品)とサービス[注・直接生産以外の労働]
によって運営されている,全面的に予測可能でかつ操作可能な経済体制である.@エネル
ギー>
【通常兵器に期待することはことごとく沈黙の兵器に期待できる】
沈黙の兵器の開発者たちは,もっぱら機能の仕方という点に関しては,通常兵器に期待
することをことごとく沈黙の兵器に期待している.それは将軍に代えるに銀行の実力者の
命令により,狙撃手に代えるにコンピュータ・プログラマが,銃に代えるにコンピュータ
から,火薬に代えるに発生したデータにより,化学反応(爆発)に代えるにデータ処理に
よって推進し,銃弾に代えるに状況を射撃する.それは明白な爆発音を伴わない.明白に
肉体的あるいは精神的な損傷の原因となることなく,誰かの日々の生活を明白に妨害する
ことがない.しかも,それは明白に「ノイズ」を発生させる.明白に肉体的あるいは精神
的に損傷を負わせ,明白に日々の社会生活を妨害する.求めているものを知っている,熟
練した観察者にはそういうことが明白に判るのである.@沈黙の兵器についての序説>
【大衆はこの兵器に攻撃されていることが信じられない】
大衆はこの兵器を理解することができず,兵器に攻撃され征服されていることが信じら
れない.大衆は本能的には何か良くないことが起こっていると感じるが,沈黙の兵器の技
術的な性質により,かれらが感じていることを理性的な形で表現することができないか,
知性をもって問題を扱うことができない.それゆえ,かれらは助けを求める方法が解らず
沈黙の兵器に対して自分を守るために他人と協力する方法が解らない.沈黙の兵器がじわ
じわと大衆を攻撃すると,大衆は(経済経由で心理的な)圧迫があまりにも大きくなって
マイってしまうまで,兵器の存在に自分を合わせ慣らし,生活への侵食を耐え忍ぶことを
学ぶ.@沈黙の兵器についての序説>
【沈黙の兵器は細菌戦兵器と同一タイプの兵器である】
沈黙の兵器は細菌戦兵器と同一タイプである.自然と社会のエネルギーの源泉ならびに
大衆の肉体的,精神的,感情的な強さと弱さを知り,理解し,操作し,攻撃することによ
って,社会の各個人の活力,選択の自由ならびに流動性に攻撃を加える.@沈黙の兵器に
ついての序説>
【沈黙の兵器は初代ロスチャイルドのアイディアを成長させたものである】
自分に国家の通貨をコントロールさせよ
そうすれば誰が法律を作ろうと知ったことではない
メイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1743~1812)
今日の沈黙の兵器のテクノロジーは,ここに引用したメイヤー・アムシェル・ロスチャ
イルド氏が簡潔に表現し,効果的に活用した,単純なアイディアを成長させたものである.
……もちろん氏は二〇世紀においては,これが大発見となるとは考えてはいなかったし,
確かに,数学的な分析は第二次産業革命,力学とエレクトロニクスの学説,また,世界経
済コントロールを効果的に発揮するためにはエレクトロニクス・コンピュータの開発を待
たなければならなかった.@理論的序説>
「金力の外見をわがものにすれば人は金力を与えてくれる」
ロスチャイルド氏が発見したことは,上記の概念を経済学に適用した,権力,影響力,
人民に対するコントロールについての基本的な原理であった.その原理は「金力の外見を
わがものにすれば,人は金力を与えてくれる」ということである.@ロスチャイルド氏が
発見したエネルギー>
【個人の好みまでもコンピュータ管理の下に置けるようになる】
産業構造のもとにある各個人の要素は,消費者本人であることを確認する(協会が認定)
消費者動向コンピュータ協会の識別(包装に印刷されている万国製品コードUPCのゼブ
ラ縞価格コード)のように,識別された個人の好みも,コンピュータ管理の下に置かれる
ようになる(クレジットカードの使用を経て,将来は番号が通常の光の下では識別できず
消えることのない「入れずみ」をさせることによって).@経済学への適用>
【世界経済をコントロールする科学を確立する】
ハーバード経済調査研究所(一九四八~)は,第二次世界大戦のオペレーションズ・リ
サーチを拡張したものであった.その目的は,まずはアメリカ経済,ひいては世界経済を
コントロールする科学を確立することにあった.数学的な基礎とデータが十分であれば,
ロケットの弾道を予測しコントロールすることと同じくらい,経済の動向を予測しコント
ロールすることは容易であると思われた.そのことは事実が証明してきた.さらに,経済
は目標に誘導されるミサイルに置き換えられてきた.……ハーバードの直接の目的は,経
済構造,すなわち,構造を変える力,構造の行動を予測する方法,それを操作する方法を
発見することにあった.@経済的モデル>
【経済衝撃テストによって安い労働資源を得ることができる】
航空機の機体衝撃テストでは,機体に搭載して発射させた銃器の反動の波動が起こす衝
撃波が,航空機の部分か全体かその翼かに,ギター弦やフルートの弁や音叉のような細か
なあるいは荒っぽい振動を起こし始め,飛行中に崩壊するか空中分解するかの状況を,航
空エンジニアに知らせる.経済エンジニアは,[経済衝撃テストによって]同じ結果を獲
得する.すなわち,牛肉,コーヒー,ガソリンあるいは砂糖などの主要商品を注意深く選
んで,経済と消費者大衆の動きを研究し,次には価格や有用性に突然の変化あるいは衝撃
を与え,それによって,各人の予算と購買習慣を跡形もなく断ち切る.次いで,経済エン
ジニアは,衝撃波に起因する広告,物価,あれこれの商品の販売における変化をモニター
した結果を観察する.こういう研究の目的は,経済一般の動向や変化を予測可能な状態に
し,一般大衆が,ある種の「専門家」たちが金のシステムをコントロールし,万人のため
に(自由や正義よりも)安全を回復すべきだと確信している傾向を自滅させるノウハウま
で得ることにある.実験材料になる市民たちが,かれらの財政問題をコントロールできな
くなるとき,かれらはもちろん完全に奴隷化された,安い労働資源となる.@経済衝撃テ
スト>
【金の流れと大衆の心理反応との間には数量で現わせる関係がある】
[経済]衝撃テストによって,経済における金の流れと,被験者大衆の心理的外見なら
びに反応との間には密接な関係があることが解る.たとえば,ガソリンの価格と,頭痛を
感じ,暴力的な映画を見たいと思い,たばこを吸い,ビールを一杯引っかけに酒場に行こ
うとする人との間には,数量で現わせる関係がある.@経済衝撃テスト>
【経済破壊を通じて一般大衆を完全にコントロールするプログラムが得られる】
最も興味深いことに,一般大衆がかれらの抱える問題から逃れ,現実を逃避する経済モ
ードを観察,計測し,オペレーションズ・リサーチによる数字をあてはめると,一般経済
の破壊(スモモの木を揺さぶる)を通じて一般大衆を完全にコントロールし服従に持ち込
む作為的危機(衝撃)の最もありうる組み合せを,コンピュータに予見させるプログラム
を作ることが可能である.@経済衝撃テスト>
【大衆から合法的強制力を使って入手したデータにより作動する】
沈黙の兵器システムは,従順な大衆から合法的(必ずしも道義的とは限らない)強制力
を使って入手したデータにより作動する.沈黙の兵器のシステム・プログラマにとっては,
国税庁を通じた大量の情報は利用価値が大きい.(国税庁の資料リストにある『アメリカ
経済の構造研究』参照).この情報には,納税者と雇用者とが供給した奴隷労働によって
提出され,収集され,計算された,連邦ならびに州の徴税書類に含まれた,よく系統だて
られたデータの法的刊行物から構成されている.その上,国税庁に提出された,このよう
な大量の徴税書類こそは,戦略意思決定の重要なファクターとなる,大衆の同意を示す有
力な指標である.他のデータ資料については「入力項目の簡易リスト」を参照されたい.
@同意‥勝利の第一歩>
【王者とクラゲ】
【簿記を駆使する者は王者となることができる】
エネルギーは地球上のすべての活動の鍵である.自然科学は資源を研究して自然エネル
ギーを支配し,理論的には経済学に帰する社会科学は資源を研究して社会エネルギーを支
配する.この二つは簿記システムすなわち数学である.したがって,数学は最も基本的な
エネルギー科学である.そして,一般人を簿記の操作方法に無知のままにさせておけば,
簿記を駆使する者は王者となることができる.すべての科学は究極の目的に達するための
手段に過ぎない.手段とは知識である.究極の目的とは支配である.残る問題はただ一つ,
「誰が利益を享受するか」だけである.@エネルギー>
【経済学の分野で第一級の攻撃的戦闘能力をもつ必要がある】
エネルギーが地球上のすべての活動の鍵となる以上,エネルギー,原料,製品,サービ
スの独占を達成するためには,また,奴隷労働の世界システムを確立するためには,経済
学の分野で第一級の攻撃的戦闘能力をもつ必要がある.われわれの地位を維持するために
は,全経済分野にわたってコントロールする絶対的な第一級の科学知識をもち,世界経済
を管理する第一級の経験を積む必要がある.@要約>
【知性を用いようとしない人間たちの国々は知性を持たない動物同然である】
知性を用いようとしない人間たちの国々は,知性を持たない動物同然だという話に決ま
った.そのような人間は荷物運搬動物であり,自分から進んで食卓に上ったステーキなの
である.@エネルギー>
【頭脳を使わない人間は荷物運搬動物かその調教師となるほかはない】
もっている頭脳を使わない人間は,頭脳がないのも同然である.だから,父親,母親,
息子,娘というこれら知性のないクラゲの学校は,荷物運搬動物あるいはせいぜい彼らの
調教師となるほかはないのである.@実施のファクター>
【人類は機械であり掴んで回すことのできるレバーである】
ふつうの状態では存在しないものは,計算によって強制的に明るみに出すことができる.
人類は機械であり,掴んで回すことのできるレバーであって,社会をオートメーション化
することと,靴工場をオートメーション化することとの間には,ほんのわずかしか違いが
ない.@徴兵>
【真の解決策はわれわれ少数者の手に委ねられている】
一般大衆は,自分自身の精神構造を変えることや同胞に対する信頼をくつがえすことを
拒む.そのような野蛮人の群が激増し,言ってみれば,地表を覆うアリマキ[葉枯れ病を
起こす害虫]の大群となっている.かれらは,かれらなりの宗教的モラルは持っているけ
れども,なぜ戦争をなくすことができないかを教える経済科学のことは全く無知であり,
宗教心や自己満足にひたって地上の問題を処理することを拒絶し,現実問題の解決は自分
たちの手の届かない所へ押しやっている.具体的な解決は,最も生き残るにふさわしい者
として知性をもって生き残ろうとし,真にかれらのことを気づかう者としてかれらの問題
を処理しようとする,われら少数者の手に委ねられているのである.そうでなかったなら
ば,沈黙の兵器が明るみに出て,未来の真のヒューマニティの種子を確保するわれわれの
唯一の希望が失われるであろう.@時間の流れと自己破壊振動>
【社会の下層階級要素を全き統制下に置かなければならない】
全面的に予測可能な経済を達成するためには,社会の下層階級要素を全き統制下に置か
なければならない.すなわち,こんなことになっているのは正しいことなのだろうかと気
付かないうちに,しつけ,調教し,くびきを付けさせ,ずっと古い昔から行われている長
期にわたる社会義務を植えつけなければならない.@エネルギー>
【戦略と戦術】
【戦略表】
実行 目標または獲得物
大衆を無知にする. 公共組織の衰弱.
重要点(価格と売上げ)をコントロールすることにアクセスする.フィードバック出力に
必要とされる反応.
[大衆を]上の空にさせる. 防衛力の低下.
家族を攻撃する.
現金は少なく,借金と施し物を多くする. 若者の教育をコントロールする.
もっと自堕落に,もっとデータを.
教会の独立性を攻撃する. この政府のようなものに対する信仰を破壊する.
社会的画一性をはかる. コンピュータ・プログラミングを単純にする.
税に対する反抗を最小に押える. 経済データを最大にする.
強制する問題を最小にする.
同意係数を安定させる. 単純化.
はみ出しに対するコントロールを強化する. コンピュータ入力データを単純化し予知可
能性を大にする.
境界条件を確立する. 問題の単純化.
差異の解決と差異同一化.
適切なタイミング. データの変移と不明瞭さの減少.
コントロールへの抵抗を最小限に抑える. コントロールを最大限にする.
コントロールを最大限にする. 究極まで従属させる.
通貨の崩壊. アメリカ国民相互の信頼崩壊.
【END(作戦終了)】
【世界の奴隷化と第三次世界大戦】
【奴隷化と計画的大量殺害なしには社会のオートメーション化は不可能である】
社会コントロールと人間生活の破壊,言い換えれば,奴隷化と計画的大量殺害という広
大な目標を含めることなしには,一国ないしは世界的規模の社会工学化あるいは社会のオ
ートメーション化,すなわち,社会オートメーション・システム(沈黙の兵器)を論ずる
ことは不可能である.@機密保持>
【『沈黙の兵器』は第三次世界大戦の宣戦布告である】
この刊行物[沈黙の兵器]は,「沈黙の兵器」をもって闘われ,細菌戦と酷似した戦争
を遂行する「静かなる戦争」と呼ばれる第三次世界大戦の二五周年を記念して刊行された
ものである.この文書には,今戦争とその戦略ならびに兵器についての序説が収められて
いる.@ご搭乗感謝>
【静かなる戦争は一九五四年,国際的なエリートによって宣戦布告された】
静かなる戦争は,一九五四年,国際的なエリートによって静かに宣戦布告された. 沈
黙の兵器システム[コンピュータ]はほぼ十三年遅れて姿を露わしたけれども,この新兵
器システムの出現によって,重大な蹉跌を被ることは皆無となった.この小冊子は静かな
る戦争開始二五周年を記念する.すでにこの国内戦争は世界中の多くの戦線で多くの勝利
をあげてきた.@歴史的序説>
【ひそかにアメリカ人に対し静かなる戦争を仕掛ける】
将来の世界秩序,平和,安寧のために,ひそかにアメリカ人に対し静かなる戦争を仕掛
け,自然と社会のエネルギー(富)を,幼稚で処理能力のない大多数の人間から,自己訓
練を積み遂行能力があり尊敬に値する少数者の手へと,恒久的に移すことを究極目標とす
る.@エネルギー>
【「沈黙の兵器」の特徴】
【沈黙の兵器のテクノロジーの構成要素は公開の理想的改革案としても通用する】
一九五四年,影響力を行使できる地位にいる人々は,一般大衆が既成権力の寝台に手を
かけて引っくり返すのは,たかだか数十年内という時間の問題に過ぎないということを十
分に理解していた.というのも,新たなる沈黙の兵器のテクノロジーの構成要素は内密の
理想的改革案として通用し,それと同様に,公開の理想的改革案として通用するものだか
らである.@政治的序説>
【公衆の目には自分たちのためになると見えるような新しい兵器を開発する】
この目標に到達するために,究極のところ,操作原則がひじょうに高度で精巧であり,
公衆の目には自分たちのためになると見えるような,その名を「沈黙の兵器」と呼ぶ一群
の新しい兵器を開発し,確保し,適用する必要があった.結論をいえば,研究対象となる
のは,資本の所有者(銀行業)と商品産業(商品)とサービス[注・直接生産以外の労働]
によって運営されている,全面的に予測可能でかつ操作可能な経済体制である.@エネル
ギー>
【通常兵器に期待することはことごとく沈黙の兵器に期待できる】
沈黙の兵器の開発者たちは,もっぱら機能の仕方という点に関しては,通常兵器に期待
することをことごとく沈黙の兵器に期待している.それは将軍に代えるに銀行の実力者の
命令により,狙撃手に代えるにコンピュータ・プログラマが,銃に代えるにコンピュータ
から,火薬に代えるに発生したデータにより,化学反応(爆発)に代えるにデータ処理に
よって推進し,銃弾に代えるに状況を射撃する.それは明白な爆発音を伴わない.明白に
肉体的あるいは精神的な損傷の原因となることなく,誰かの日々の生活を明白に妨害する
ことがない.しかも,それは明白に「ノイズ」を発生させる.明白に肉体的あるいは精神
的に損傷を負わせ,明白に日々の社会生活を妨害する.求めているものを知っている,熟
練した観察者にはそういうことが明白に判るのである.@沈黙の兵器についての序説>
【大衆はこの兵器に攻撃されていることが信じられない】
大衆はこの兵器を理解することができず,兵器に攻撃され征服されていることが信じら
れない.大衆は本能的には何か良くないことが起こっていると感じるが,沈黙の兵器の技
術的な性質により,かれらが感じていることを理性的な形で表現することができないか,
知性をもって問題を扱うことができない.それゆえ,かれらは助けを求める方法が解らず
沈黙の兵器に対して自分を守るために他人と協力する方法が解らない.沈黙の兵器がじわ
じわと大衆を攻撃すると,大衆は(経済経由で心理的な)圧迫があまりにも大きくなって
マイってしまうまで,兵器の存在に自分を合わせ慣らし,生活への侵食を耐え忍ぶことを
学ぶ.@沈黙の兵器についての序説>
【沈黙の兵器は細菌戦兵器と同一タイプの兵器である】
沈黙の兵器は細菌戦兵器と同一タイプである.自然と社会のエネルギーの源泉ならびに
大衆の肉体的,精神的,感情的な強さと弱さを知り,理解し,操作し,攻撃することによ
って,社会の各個人の活力,選択の自由ならびに流動性に攻撃を加える.@沈黙の兵器に
ついての序説>
【沈黙の兵器は初代ロスチャイルドのアイディアを成長させたものである】
自分に国家の通貨をコントロールさせよ
そうすれば誰が法律を作ろうと知ったことではない
メイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1743~1812)
今日の沈黙の兵器のテクノロジーは,ここに引用したメイヤー・アムシェル・ロスチャ
イルド氏が簡潔に表現し,効果的に活用した,単純なアイディアを成長させたものである.
……もちろん氏は二〇世紀においては,これが大発見となるとは考えてはいなかったし,
確かに,数学的な分析は第二次産業革命,力学とエレクトロニクスの学説,また,世界経
済コントロールを効果的に発揮するためにはエレクトロニクス・コンピュータの開発を待
たなければならなかった.@理論的序説>
「金力の外見をわがものにすれば人は金力を与えてくれる」
ロスチャイルド氏が発見したことは,上記の概念を経済学に適用した,権力,影響力,
人民に対するコントロールについての基本的な原理であった.その原理は「金力の外見を
わがものにすれば,人は金力を与えてくれる」ということである.@ロスチャイルド氏が
発見したエネルギー>
【個人の好みまでもコンピュータ管理の下に置けるようになる】
産業構造のもとにある各個人の要素は,消費者本人であることを確認する(協会が認定)
消費者動向コンピュータ協会の識別(包装に印刷されている万国製品コードUPCのゼブ
ラ縞価格コード)のように,識別された個人の好みも,コンピュータ管理の下に置かれる
ようになる(クレジットカードの使用を経て,将来は番号が通常の光の下では識別できず
消えることのない「入れずみ」をさせることによって).@経済学への適用>
【世界経済をコントロールする科学を確立する】
ハーバード経済調査研究所(一九四八~)は,第二次世界大戦のオペレーションズ・リ
サーチを拡張したものであった.その目的は,まずはアメリカ経済,ひいては世界経済を
コントロールする科学を確立することにあった.数学的な基礎とデータが十分であれば,
ロケットの弾道を予測しコントロールすることと同じくらい,経済の動向を予測しコント
ロールすることは容易であると思われた.そのことは事実が証明してきた.さらに,経済
は目標に誘導されるミサイルに置き換えられてきた.……ハーバードの直接の目的は,経
済構造,すなわち,構造を変える力,構造の行動を予測する方法,それを操作する方法を
発見することにあった.@経済的モデル>
【経済衝撃テストによって安い労働資源を得ることができる】
航空機の機体衝撃テストでは,機体に搭載して発射させた銃器の反動の波動が起こす衝
撃波が,航空機の部分か全体かその翼かに,ギター弦やフルートの弁や音叉のような細か
なあるいは荒っぽい振動を起こし始め,飛行中に崩壊するか空中分解するかの状況を,航
空エンジニアに知らせる.経済エンジニアは,[経済衝撃テストによって]同じ結果を獲
得する.すなわち,牛肉,コーヒー,ガソリンあるいは砂糖などの主要商品を注意深く選
んで,経済と消費者大衆の動きを研究し,次には価格や有用性に突然の変化あるいは衝撃
を与え,それによって,各人の予算と購買習慣を跡形もなく断ち切る.次いで,経済エン
ジニアは,衝撃波に起因する広告,物価,あれこれの商品の販売における変化をモニター
した結果を観察する.こういう研究の目的は,経済一般の動向や変化を予測可能な状態に
し,一般大衆が,ある種の「専門家」たちが金のシステムをコントロールし,万人のため
に(自由や正義よりも)安全を回復すべきだと確信している傾向を自滅させるノウハウま
で得ることにある.実験材料になる市民たちが,かれらの財政問題をコントロールできな
くなるとき,かれらはもちろん完全に奴隷化された,安い労働資源となる.@経済衝撃テ
スト>
【金の流れと大衆の心理反応との間には数量で現わせる関係がある】
[経済]衝撃テストによって,経済における金の流れと,被験者大衆の心理的外見なら
びに反応との間には密接な関係があることが解る.たとえば,ガソリンの価格と,頭痛を
感じ,暴力的な映画を見たいと思い,たばこを吸い,ビールを一杯引っかけに酒場に行こ
うとする人との間には,数量で現わせる関係がある.@経済衝撃テスト>
【経済破壊を通じて一般大衆を完全にコントロールするプログラムが得られる】
最も興味深いことに,一般大衆がかれらの抱える問題から逃れ,現実を逃避する経済モ
ードを観察,計測し,オペレーションズ・リサーチによる数字をあてはめると,一般経済
の破壊(スモモの木を揺さぶる)を通じて一般大衆を完全にコントロールし服従に持ち込
む作為的危機(衝撃)の最もありうる組み合せを,コンピュータに予見させるプログラム
を作ることが可能である.@経済衝撃テスト>
【大衆から合法的強制力を使って入手したデータにより作動する】
沈黙の兵器システムは,従順な大衆から合法的(必ずしも道義的とは限らない)強制力
を使って入手したデータにより作動する.沈黙の兵器のシステム・プログラマにとっては,
国税庁を通じた大量の情報は利用価値が大きい.(国税庁の資料リストにある『アメリカ
経済の構造研究』参照).この情報には,納税者と雇用者とが供給した奴隷労働によって
提出され,収集され,計算された,連邦ならびに州の徴税書類に含まれた,よく系統だて
られたデータの法的刊行物から構成されている.その上,国税庁に提出された,このよう
な大量の徴税書類こそは,戦略意思決定の重要なファクターとなる,大衆の同意を示す有
力な指標である.他のデータ資料については「入力項目の簡易リスト」を参照されたい.
@同意‥勝利の第一歩>
【王者とクラゲ】
【簿記を駆使する者は王者となることができる】
エネルギーは地球上のすべての活動の鍵である.自然科学は資源を研究して自然エネル
ギーを支配し,理論的には経済学に帰する社会科学は資源を研究して社会エネルギーを支
配する.この二つは簿記システムすなわち数学である.したがって,数学は最も基本的な
エネルギー科学である.そして,一般人を簿記の操作方法に無知のままにさせておけば,
簿記を駆使する者は王者となることができる.すべての科学は究極の目的に達するための
手段に過ぎない.手段とは知識である.究極の目的とは支配である.残る問題はただ一つ,
「誰が利益を享受するか」だけである.@エネルギー>
【経済学の分野で第一級の攻撃的戦闘能力をもつ必要がある】
エネルギーが地球上のすべての活動の鍵となる以上,エネルギー,原料,製品,サービ
スの独占を達成するためには,また,奴隷労働の世界システムを確立するためには,経済
学の分野で第一級の攻撃的戦闘能力をもつ必要がある.われわれの地位を維持するために
は,全経済分野にわたってコントロールする絶対的な第一級の科学知識をもち,世界経済
を管理する第一級の経験を積む必要がある.@要約>
【知性を用いようとしない人間たちの国々は知性を持たない動物同然である】
知性を用いようとしない人間たちの国々は,知性を持たない動物同然だという話に決ま
った.そのような人間は荷物運搬動物であり,自分から進んで食卓に上ったステーキなの
である.@エネルギー>
【頭脳を使わない人間は荷物運搬動物かその調教師となるほかはない】
もっている頭脳を使わない人間は,頭脳がないのも同然である.だから,父親,母親,
息子,娘というこれら知性のないクラゲの学校は,荷物運搬動物あるいはせいぜい彼らの
調教師となるほかはないのである.@実施のファクター>
【人類は機械であり掴んで回すことのできるレバーである】
ふつうの状態では存在しないものは,計算によって強制的に明るみに出すことができる.
人類は機械であり,掴んで回すことのできるレバーであって,社会をオートメーション化
することと,靴工場をオートメーション化することとの間には,ほんのわずかしか違いが
ない.@徴兵>
【真の解決策はわれわれ少数者の手に委ねられている】
一般大衆は,自分自身の精神構造を変えることや同胞に対する信頼をくつがえすことを
拒む.そのような野蛮人の群が激増し,言ってみれば,地表を覆うアリマキ[葉枯れ病を
起こす害虫]の大群となっている.かれらは,かれらなりの宗教的モラルは持っているけ
れども,なぜ戦争をなくすことができないかを教える経済科学のことは全く無知であり,
宗教心や自己満足にひたって地上の問題を処理することを拒絶し,現実問題の解決は自分
たちの手の届かない所へ押しやっている.具体的な解決は,最も生き残るにふさわしい者
として知性をもって生き残ろうとし,真にかれらのことを気づかう者としてかれらの問題
を処理しようとする,われら少数者の手に委ねられているのである.そうでなかったなら
ば,沈黙の兵器が明るみに出て,未来の真のヒューマニティの種子を確保するわれわれの
唯一の希望が失われるであろう.@時間の流れと自己破壊振動>
【社会の下層階級要素を全き統制下に置かなければならない】
全面的に予測可能な経済を達成するためには,社会の下層階級要素を全き統制下に置か
なければならない.すなわち,こんなことになっているのは正しいことなのだろうかと気
付かないうちに,しつけ,調教し,くびきを付けさせ,ずっと古い昔から行われている長
期にわたる社会義務を植えつけなければならない.@エネルギー>
【戦略と戦術】
【戦略表】
実行 目標または獲得物
大衆を無知にする. 公共組織の衰弱.
重要点(価格と売上げ)をコントロールすることにアクセスする.フィードバック出力に
必要とされる反応.
[大衆を]上の空にさせる. 防衛力の低下.
家族を攻撃する.
現金は少なく,借金と施し物を多くする. 若者の教育をコントロールする.
もっと自堕落に,もっとデータを.
教会の独立性を攻撃する. この政府のようなものに対する信仰を破壊する.
社会的画一性をはかる. コンピュータ・プログラミングを単純にする.
税に対する反抗を最小に押える. 経済データを最大にする.
強制する問題を最小にする.
同意係数を安定させる. 単純化.
はみ出しに対するコントロールを強化する. コンピュータ入力データを単純化し予知可
能性を大にする.
境界条件を確立する. 問題の単純化.
差異の解決と差異同一化.
適切なタイミング. データの変移と不明瞭さの減少.
コントロールへの抵抗を最小限に抑える. コントロールを最大限にする.
コントロールを最大限にする. 究極まで従属させる.
通貨の崩壊. アメリカ国民相互の信頼崩壊.
【END(作戦終了)】