コナン史上稀に見ないほどのペースで前作の収入を超えようとしている今作のコナン映画。「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」

 

私は初期からのファンではなく、映画のコナンをきっかけにアニメも見始めた「にわか層」のファンです。

今では毎週のコナンアニメを見ていますが、初期に関してはからっきしで、気になる回を見るほどです。

 

「から紅の恋歌(ラブレター)」の作品が一番最初に、劇場まで足を運んで見たコナン映画でした。

その当時は、宣伝の仕方がなんとまあ気になりまして、舞台が大阪、京都(近畿地方)という近場だったこともあり、見に行くことにしたんですね。

 

一度見に行くと、思ったより「面白い…!」となりまして、そこからは毎年新作が出れば3回見るようになりました。

 

家族と、パートナーと、自分ひとり、の3回です。

 

1回見たらそこで終わりでいいじゃん、またサブスクに入ったり、再放送があるよと言われるのですが、やはり映画館での体験にはかないません。

大画面で、大音量で、暗い部屋で、誰にも邪魔されない空間で見るからこその体験だと思うのです。

 

3回見ると展開も分かってくるのでは…?と言いたくなりますが、そんなことはありません。

皆さんも、好きなアニメやドラマは何回も見たくなるように、コナン映画であっても例外ではないのです。

 

1回目では、初見ならではの予想できない展開、犯人を追い詰めるまでの推理ショーを楽しむ(まあ、近年のコナン映画は推理に重きを置いてないアクション要素が強くなりつつありますが…)。

2回目では、1回目に見逃していた時には見逃していた伏線を回収しながら見ます。そして、犯人が分かっているからこそ、「犯人が残した証拠とかどこかにないかな?」と反応も見ながら探していくのです。

そして、3回目では、1回目と2回目で見た感想を交えつつ、それでも見逃していた細かい箇所を楽しみます。意味のないカット、キャラの言葉遣い、全てを味わいます。

 

とまあ、このように一例ではありますが、同じ映画であっても何度も何度も楽しむ余地を、好きな作品であるからこそ見つけられるという側面もあるでしょう。

 

今年のコナンは…色々とツッコミどころの多いアクションなども多すぎて…どたばた劇に見えてしまいますが、気を付けて伏線を回収していけば推理できるように作られています。

アクションに若干、ミステリーの側面を削がれている感はあります。しかし、キャラの動き方などはみんな動機もはっきりとしていて、つっこみどころがないように思えます。

 

1点何かを挙げるとしたら、今年のコナン映画は「平次の映画だな…」と思うくらいでしょうか。

 

 

ネタバレはあまりしたくないので、感想はこれくらいにします。

皆さんも、3回見る価値は多いにあるから是非3回見て!!とオススメします。