ChatGPTを運用するOpenAIが破綻寸前 今年度7700億円の損失
チャットGPTの開発元である
オープンAIが、
深刻な財政難により、破産寸前となっていることが判明しました。
これまた強烈。OpenAIが今年度7700億円の損失、増資しないと資金が向こう12ヶ月で尽きる可能性ありとな。
— Haruki Sonehara / 🇺🇸シリコンバレーのプロダクトマネージャー(B2B・B2C) (@Haruki_Sonehara) 2024年7月24日
モデルのトレーニングで1兆円ほどコストがかかり、人材の維持確保に2000億円。とにかくLLMは資本主義の権化みたいなビジネス。こんな中でどう収益を確保していくのか。大人の戦いが続く。 pic.twitter.com/RLdJnbyvvw
https://www.theinformation.com/articles/why-openai-could-lose-5-billion-this-year
米メディアThe Informationによると、
オープンAIでは、
AIモデルのトレーニングと運用に膨大なコストがかかっており、
今後12か月以内に資金が枯渇する可能性があるとのことです。
具体的には、
2024年中にAIモデルのトレーニングに
70億ドル(約1兆500億円)、
従業員1500人の人件費の支出に15億ドル(約2250億円)かかる見込みです。
ChatGPTの運用コストは、
1日あたり70万ドル(約1億500万円)にも及び、
今後、
AIモデルがより高度化・複雑化するにつれてさらに増加する可能性があります。
現在、OpenAIは
35万台のサーバーのうち29万台をChatGPTの運用に費やしており、
これらのサーバー能力を確保するためにも莫大な費用がかかっています。
その一方で、
OpenAIの収益は
運営コストに追いついておらず、
今年の決算で50億ドル(約7500億円)もの損失が計上される見込みとのことです。
しかも、
ニューヨーク・タイムズ紙や
米メディア8社が、
AIの開発過程で記事を無断でAI学習に使ったとして
OpenAI
と
出資元のマイクロソフトを提訴、
現在も係争中です。
ニューヨーク・タイムズは、
OpenAIによる損害が数十億ドル(数千億円)に上ると試算しており、
この裁判の結果次第では、
OpenAIをはじめとした
AI企業の命運が決まるとも報じています。
オープンAIとマイクロソフトを提訴、許可なく記事をAIに学習させ著作権を侵害、損害は数千億円
テクノロジーが正しく用いられ、
人々に真の有益がもたらされますことを心から祈ります。
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株価急落で時価総額13.5兆円を消失 黒人のバイキング、黒人の教皇、女性の教皇なども
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【米ニューヨーク・タイムズ】
オープンAIとマイクロソフトを提訴、許可なく記事をAIに学習させ著作権を侵害、損害は数千億円
2023年12月29日
【米ニューヨーク・タイムズ】オープンAIとマイクロソフトを提訴、許可なく記事をAIに学習させ著作権を侵害、損害は数千億円https://t.co/IQSvKvzEmg
— RAPT理論+α (@Rapt_plusalpha) 2023年12月29日
【危険】チャットGPT、爆発物の作り方や詐欺の方法など犯罪を指南 コンピューターウイルスの生成、フィッシングメールの作成などもhttps://t.co/qBzLNvFC78
— RAPT理論+α (@Rapt_plusalpha) 2023年4月26日
河野太郎デジタル大臣、世界で規制が広がる『チャットGPT』を「行政で使う」と意欲 開発元『オープンAI』の日本担当幹部は中国系カナダ人https://t.co/XFCvlvS8VI
— RAPT理論+α (@Rapt_plusalpha) 2023年4月13日