鹿児島県警の本部長が女子トイレを盗撮していた警官の事件を隠蔽
隠蔽した情報を内部告発した元警官が内部情報漏洩で逮捕
不正を暴いた内部告発者は、公益通報者保護法に基づき保護される立場
鹿児島県警が、
県警職員による盗撮事件などを隠蔽し、
さらには
内部告発者の
元警視正を内部資料漏えいの疑いで逮捕したことが判明し、
大きな波紋を呼んでいます。
この逮捕された前鹿児島県警生活安全部長の言い分はしごくまっとうに思えるのだが。逮捕されたのは鹿児島県警の口封じに思えるが。みなさんのお考えや如何。https://t.co/obe1q90pyW
— 烏賀陽(うがや)弘道 (@ugaya) 2024年6月6日
内部告発を行った
本田尚志(60)は、
瀬戸内署長や鹿屋署長を経て2021年に警視正に昇進、
2022年3月に
鹿児島県警生活安全部長に就き、
2024年3月25日付で
警視長に昇進するとともに、同日付で退職しています。
本田尚志が現職だった昨年12月、
枕崎市の女性用トイレで盗撮事件が発生し、
犯人は
枕崎署の
地域課巡査部長・鳥越勇貴(32)であることが発覚しました。
この事件が現職の警察官による犯行だったため、
野川明輝(のがわあきてる)本部長の指揮下で捜査が行われる予定でしたが、
野川本部長は
「(犯人に)最後のチャンスをやろう」
「泳がせよう」
などと言って、
捜査指揮簿に印鑑を押さなかったとのことです。
野川明輝本部長
さらにその後、
一般市民からの情報をまとめた
「巡回連絡簿」を悪用し、
警察官が行った
他の犯罪行為についても、
野川本部長の手によって隠蔽され、
現在も
それらの事件の詳細は明らかになっていません。
本田尚志は、
自身が定年退職となった後も、これらの事件が公表されることはなかったため、
不都合な真実を隠蔽しようとする県警の姿勢に失望し、
事件隠蔽の証拠となる警察の内部文書を、札幌市在住の記者に託すとともに
内部告発を行ったとしています。
しかし、
内部告発を知った鹿児島県警は、
内部文書を第三者に郵送し、
職務上、
知り得た秘密を漏らしたとして、先月31日に本田尚志を国家公務員法違反の疑いで逮捕しました。
今月5日には、
本田尚志の勾留理由の開示を求める手続きが鹿児島簡易裁判所で開かれ、
弁護士は、
「私利私欲のためではなく、公益のために愛していた組織をよくしたいという思いでやった。勾留は不当で早急に釈放を求める」と述べました。
しかし、鹿児島簡易裁判所は
本田尚志の勾留取り消し請求を却下し、これを不服として代理人弁護士が6日、却下を取り消すよう求める準抗告を行いました。
この際、
出廷した本田尚志が意見陳述を行い、鹿児島県警による隠蔽の実態について詳細に語り、
その全文がマスコミに公開されました。⇩
こうした中、野川本部長は
6日になって、
ようやく報道陣の問いかけに応じました
が、
「(意見陳述で)主張のございました2つの事案については、当県警察において被疑者を逮捕するなど、いずれも必要な対応がとられている。
被疑者の主張については、事件捜査の中で必要な確認を行っていく」と述べるに留め、
実際に隠蔽を行ったかどうかについては言及しませんでした。
身内の事件を隠蔽したとされる鹿児島県警の野川本部長
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) 2024年6月6日
記者に突っ込まれてしどろもどろになり過ぎ草 pic.twitter.com/14o8lbLZyC
鹿児島県警の地元警察官として最高位までのぼりつめた人の言い分がもし事実なのならば、県警本部長による犯人隠避の疑いを記者に内部告発したのであり、公益通報者保護法による保護の対象になる。告発された側の県警本部長の指示もしくは了承のもとでそのような人を逮捕するのは、それこそ違法。 https://t.co/KfQbZ0EVcL
— 奥山俊宏 (@okuyamatoshi) 2024年6月5日
鹿児島県警の地元警察官として最高位までのぼりつめた人の言い分がもし事実なのならば、県警本部長による犯人隠避の疑いを記者に内部告発したのであり、公益通報者保護法による保護の対象になる。告発された側の県警本部長の指示もしくは了承のもとでそのような人を逮捕するのは、それこそ違法。 https://t.co/KfQbZ0EVcL
— 奥山俊宏 (@okuyamatoshi) 2024年6月5日
保護すべき内部告発者いじめ🤬
— YONAOSHI@IKKI (@YONAOSHIIKKI1) 2024年6月6日
とんでもない鹿児島県警本部長と鹿児島簡易裁判所
逮捕されるべきは隠蔽した本部長と釈放しない簡易裁判所の裁判官
監察を決めた露木警察庁長官もどうやら内部告発した元部長の方を問題視している
政府ぐるみで内部告発を抑圧してやろうとしているとしか思えない。 https://t.co/fKy7Q7Iv8e pic.twitter.com/0oC7Ibs651
信頼回復どころの問題ではない#野川明輝 鹿児島県警本部長の隠蔽行為と露見後態度は
— watchcat (@tuin512) 2024年6月5日
明確に犯罪#鈴嶋晋一 裁判長による #飯塚事件 再審却下で#自浄能力皆無 を堂々示し、最早犯罪組織と言える#福岡地裁 など
いくら #世界恥晒しの日本の司法 とはいえ暗くなりますhttps://t.co/YcboChqe4n
元警察官が組織内の不祥事を記者にリーク
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) 2024年6月5日
↓
鹿児島県警 怒りの告発者を逮捕
↓
マスコミに見つかって更に大事に
↓
野川本部長「」 ←今ココ pic.twitter.com/JomtlAMvmq
警察が取り扱った遺体を巡り、葬儀会社から現金などの賄賂を受け取った罪に問われている、
神奈川県警の元警察官・加藤聖被告(48)は、
起訴された内容を認めた上で、
「神奈川県警ではどこの警察署でも葬儀会社から金券をもらっていた」などと証言しました。
加藤被告は
葬儀会社から遺体搬送の際に、
「遺族に会社を優先的に紹介してほしい」との依頼を受け、
その見返りに
現金や商品券およそ200万円分を受け取った受託収賄の罪に問われています。
被告は「自分が知る限り、神奈川県警の警察署ではすべて葬儀会社からビール券をもらっていた。
もらった現金のうち、30万円ほどは自分の部下に渡した」とも証言しています。
裁判での被告の証言について、神奈川県警察本部は
「コメントを控える」としています。
うっわ。これまさにやられたわ。警察署に何故か葬儀会社がいて、法外に高価な葬儀を強制的にきめるやつ。許さん
— すずきよーこ (@yokorocks) 2022年2月15日
「自分が知る限り、神奈川県警の警察署ではすべて葬儀会社からビール券をもらっていた。もらった現金のうち、30万円ほどは自分の部下に渡した」https://t.co/18YtPbJ2y7
この神奈川県警と葬儀屋の癒着ぶりについては、
実際に葬儀屋で働いていたという人物がネット掲示板にかなり詳しくリークしています。
○元葬儀屋のワイが神奈川県警の悪事を淡々と話すスレ
その情報によると、
神奈川県警の刑事らは
葬儀屋からの賄賂欲しさに、遺族にほぼ強制的に葬儀屋を斡旋しているとのことです。
そして葬儀屋も
警察からの仕事欲しさに、
賄賂だけでなく警察官たちの飲食代を払ったり、鑑識の手伝いまでしているそうです。
今回起訴された件は、あくまで氷山の一角に過ぎませんので、
今後、警察の全ての不正が白日の元に晒され、
厳正な裁きが下されますことを心から祈ります。
宮崎県警、3年前の殺人事件の証拠写真を改ざんした疑い
被告側が東京地検に刑事告訴
2023年11月1日
宮崎県警、3年前の殺人事件の証拠写真を改ざんした疑い 被告側が東京地検に刑事告訴https://t.co/KhDLVPTQTg
— RAPT理論+α (@Rapt_plusalpha) 2023年11月1日