こういうニュースを見ました。


今日の話は

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話。


風が吹いて、砂が舞い、砂が目に入って目が悪くなった人が大勢、三味線弾きになりったので三味線が売れるが、三味線作りに猫の皮が必要で猫が多く捉えられた為にネズミが増えてしまい、桶が齧られ、桶屋が儲かる


一見関係なさそうな因果関係。



マナー違反の内容は

1人10分と決まっているのに
長時間弾いている人が居る。

苦情の一例は

「ずっと騒音を聞かされ不愉快」

それにしても
皆さん、ピアノが上手でびっくりです。

日本人のピアノ人口には驚きます。

私が子どもの頃、
道路を歩いていると
あちこちからピアノの練習の音が聞こえてきました。

家にはピアノがなくて
私はピアノが好きだったので
練習している音が漏れてる家の前に座り込んで聞いたりしてました。懐かしい思い出です。

同級生でピアノを習っている人、
本当に多かったです。

でも

ある時、ピアノ騒音殺人事件が起きて


それ以来、

ピアノに限らず

家から出る音は騒音のような扱いになり

皆んな、気を使って暮らすようになりました。


今回のニュースを見て、


あ〜やっぱりピアノ(や音楽演奏)の音を

騒音と感じる人達、

聞かされたくないものを強制的に聞かされる

と思う人が居るんだな〜


と再認識。


となると


ピアノを弾きたい人は


  • 電子ピアノで弾く

(でも実際電子ピアノとピアノは別の楽器)

  • ピアノを置く部屋を防音にする
  • ピアノに消音装備を付ける
  • 貸しスタジオで弾く
  • 弾かせてくれる人や施設を探す
  • ピアノの音が漏れても隣家に音が届かないような田舎に住む
などの選択になり

家で本物のピアノを練習したい場合、
かなりの出費になります。

前回のピアノの話にも書きましたが
ない袖は振れないものです。
お金がない人は
ピアノが弾けなくなる。

今の日本はまだピアノ人口が多く
そこから発生する経済効果もあるでしょう。

でも、そのうち、
ストリートピアノがあっても
誰も弾けないような時代が来るかもしれません。

騒音がなくなってホッとする
と思うような日本社会になるのでしょうか。

多くの人が音楽を楽しむような社会ではなく
お金がある人だけが
楽しめるような

そんな時代が直ぐそこまで
来ているかもしれません。


前日の夕飯の残りものサラダをパスタに絡めたお昼ご飯。




見えにくいんですが月と木の半分よりちょっと下に金星が見えます。今、西の空を見ると煌々と光っています。


近所のコスモス。