八ッ場ダムへ ～オバサンは今日もひとり遠足～

群馬県のダムと言ったら、やっぱりこれは外せないかと…

まあ、正確には、野反湖に行くルート上にあるし、土日でもダムカード配布してるし…

と、立ち寄ったのですが。

令和２年に完成した八ッ場ダム。

やはり、お見事だわ…と思いつつ写真を撮りまくって。

この辺の写真は全部、八ッ場大橋から撮影いたしましたわ。

なぜなら、写真持参でないと、ダムカードが頂けないものでね…

交通量が多くないのをいいことに、八ッ場大橋を何回も往復しちゃって。

…ちゃんと橋のたもとには、見学者用の駐車場もあったんだけど。

暑いし、こんな長い橋、歩いて渡ってたら対岸につく頃には干物になっていそうだし。

道の駅八ッ場ふるさと館を目指していたら、橋の上で発見したのは、バンジージャンプ台。

ここから跳ぶのね…

あな恐ろしや。

道の駅八ッ場ふるさと館では、首尾よくダムカードを頂いて。

画像はHPよりお借りしました

道の駅でダムカードを渡してくれた女性が、

『今日は放流しているそうですよ。

堤体の上も歩けるし、一見の価値アリです！』

とおっしゃっていたし。

ま、ちょっと暑いけど、せっかく来たんだし…

と歩き出してみると。

さっき何往復もした八ッ場大橋が見える…

この船着き場、水位に合わせて上下できるらしい…

日本の土木技術ってホントにすごいと思うわ。

どれをとってもハイテクの塊なんだものね。

本当に大きなダム。

この景観が造られる時に、故郷が水没してしまった方たちもいるんだよね…

堤体の上から覗き込んでみると…

確かに大迫力の放水中。

エレベータで降りてみると…

さっき写真を撮った堤体の上の欄干を見上げると、首が痛くなりそう。

しかも、あの階段ったら！

と思ったけど、確かあれは…

埼玉県の浦山ダムだったか、あんな階段をずっと降りたことがあったっけ。

堤体の下で、カッパさんと一緒に待っていたライムちゃんが、ワタクシが降りて行くにしたがって大喜びしながら待っててくれたのはいい思い出だわ…

放水路を渡る赤い橋のスペック表らしい…

施工方法のところで、

『ぷぷ。

横取りだって…』

とシロウトたるワタクシは変な連想をしてしまいまして。

いや、先日観たYouTubeで、カエルさんが餌を横取りする動画でメッチャ笑ってしまったもので。

コンジットゲートからの放流は、中央の水位維持放流設備から。

この堤体の向こう側は、もう、大量の水水水なのよね…

そう考えると、ちょっと怖いような気もする。

流れ落ちる水の音とマイナスイオンが気持ちいい…

そして、この放水は…

ホロージェットバルブ放水かしら。

それとも、もっと大量に放流するジェットフローゲートなのか…

ワタクシのごときシロウトには判別がつかないのですが。

ダムから放流された大量のお水は、左へカーブして吾妻峡へと流れ下っていく…

ホロージェットバルブなのか…放水口に限りなく近い場所でパチリ。

なんか、壮大なスケールの眺めでございました。

堤体の上に戻るために、エレベータを待っている時に。

ちょうど行ってしまったエレベータを先頭で待つかたちになって。

おひとり様のワタクシ、当然一人で待っているのですが。

じっとりと湿気に満ち満ちた通路には、あっちこっち結露が。

ひんやり涼しくて快適だったけど。

でも、この長い通路で1人エレベータを待っていたら、ふとYouTubeで観た心霊動画を思い出しちゃったりして。

『なかなかエレベータが戻ってこないのは、よもや…』

なぞと、相変わらず自分で自分を怖がらせるのが得意なもんで。

そういえば、ワタクシが堤体の上でエレベータに乗り込む時に

『開扉時間が長いんだね～』

と思ったんだっけ。

そりゃ戻ってくるまでに時間がかかっても当然だわね…

1人忙しく脳内会話をしていると、にぎやかな声と共に家族連れがやって来て。

オバサンなんだかホッとするの巻でございますわ。

堤体の上から、改めてパチリ。

水ってホントにすごいよね…

泉鏡花だったかな…

この世で一番美しいものは水だって。

やっぱり、見に来て良かった。

いろんな意味で、元気と、考えるきっかけをもらえたし。

対岸に、保守点検用なのか、道路が見える…

あの道からダムを眺めたら、いったいどんな景色が見えるんだろう。

大迫力の放流に感謝しつつ。

オバサンは満足感と共に帰路につきましたとさ。

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八ッ場大橋の上にあった、このバンジージャンプ。

堤体の上からも、見て取ることができました！

ということは…

あのジャンプ台で、飛ぶつもりだけど怖くて飛べない…

なんて逡巡していると、堤体の上の人達から丸見えってことだわね。

想像しただけで、恥ずかしいじゃねぇか…