下久保ダム(神流湖)へ | ライムとハナコと、ときどきカッパ

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気が向いたときに、書きたいことを書きます。
本当に、テキトーに…。
家族の日記代わりなので、しょうもない内容とクオリティの低い写真につきましては、ご容赦ください。

先日のお出かけは、下久保ダムへ。
別名「神流湖」と呼ばれてるこのダムは、名高い心霊スポットだそうで。
 
が、ワタクシがお邪魔したこの日は、薄曇りのいい陽気で。
自分で自分を怖がらせるのが得意なワタクシも、快適な時間を過ごさせて頂きましたわ。
 
初めてワタクシが神流湖にお邪魔したのは、かれこれもう30年近く前のはず…
だってまだ30歳になる前だったし。
その時にも、神流川もきれいさに感動したり、ダムの景色に驚いたり…
 
カッパさんと一緒に、ライムちゃんたちを連れてきたことも複数回。
ホントに、いい思い出しかない場所なので、
「心霊スポットっていうけど、ホントかね…」
と、懐疑的だったわが家。
それに、ホントに心霊現象なんか起こる場所だったら、あの敏感な野生児ライムちゃんが助手席で腹出して爆睡するはずないしねぇ…。
 
と思っていたら、テレビでこのニュースを観たんだっけ。
 
 
そして、この日はワタクシひとり。
GoogleMapさんに案内してもらって、埼玉県から山間部へ分け入ることしばし。
いよいよダムに差し掛からんとする場所で、
『工事中』
の看板を見て愕然。
ダムカード頂きに来たのに…
ひとまず、行かれる所まで行ってみようと走り出したら、作業着姿の男性たちがいらしたので、いろいろ教えて頂いたら…
ダムカードを配布している管理事務所までの道中は、規制には関係ないと知ってひと安心。
 
堤体を渡る道路の途中でパチリ。

堤体の下へ、カメラを出して撮ってみて。
写真を見たら怖い怖い。
満々と水を湛えたダム湖
…と言いたいところだけど。
かなり水位が低いのが見て取れる…。
そういえば、途中でおトイレお借りした道の駅でも、節水を呼びかける掲示があったっけ。
 
先へ進むと道幅の広い場所があって、その前には山の斜面を登っていく道が!
そりゃ、登ってみるしかないでしょ…
と歩き出したら、意外と傾斜が急だわ。
坂道を登り始めてパチリ。
 
ともあれ、さらに登ってみる…
途中で、地面に茶色い物体が散らばっている場所があって、目を凝らしたら…
正体は、頭上の木から散った白いお花だった!
 
木の葉の隙間から、見え隠れしているのは止めてきたワタクシの愛車。
「けっこう高い所まで登ってきたのね…』
と思いつつ。
足元を見たら…
大好きなヘビイチゴが!
しゃがみこんで写真を撮ってたワタクシ。
立ち上がったとたん、ハタとわれに返って…。
というのも、斜面の少し上の方から、ガサガサと籔を揺らすような音がしたもんで。
 
ここは山の中で誰もいなくて、しかも鈴ひとつ着けずに1人ゼイゼイ息を切らしながら斜面を登るワタクシ…
籔を揺らしたのが熊だったら、ワタクシ熊さんのランチになってしまいかねない…
と、相変わらず自分で自分を怖がらせるのが得意なもんで。
 
あの折り返し部分まで行ったら、下に降りよう…
そう決めて、登って行った場所から撮ったのがこの写真。
なんか、初夏って、ホントにいい季節だね…
 
のぼって来た道を下りつつ、1人でボソボソ…
「熊さ~ん。
ワタクシ、ブヨブヨのオバサンだから、美味しくないよ~
出てこなくていいよ~
もう帰りますよ~
お邪魔してすみませんでした~」
まるでお経のように呟きつつ、足だけは速く動かすワタクシ。
 
行く手に見える斜面をコンクリートで固めた場所。
あの下に管理所への道があるって聞いたっけ…
 
 
たどり着いた場所はここ。
1Fは資料館で、2Fから上が管理所だって。
 
写真撮影は遠慮しましたが、展示された資料は見ごたえがありましたわ。
このダムのある地元も、ダムに関わる方々も、この場所をとても大切に思っているんだな…と。
 
念願の、ダムガードも無事頂くことができまして。
帰ろうかな…
と、入り口近くで発見したものは
『ご自由にお持ち帰りください』
状態の流木、他のダムでも見かけたことはあったけど。
あんまり巨大なのは論外でも、このくらいの大きさなら、頂いて帰りたいのはやまやま…なれど。
こんな自然の造形で、自宅をオシャレに飾れるセンスがあればねぇ…。
ズボラなワタクシの手に渡ったら最後、この流木たちもホコリまみれで放置されるのは目に見えてるし。
そんなことになったら、この流木たちも浮かばれないわよね…。
 
資料館を出て、また堤体の上の道に降りる前に。
斜面を固めたコンクリートの壁の前からパチリ。
こんな大量の水を、ニンゲンが造ったコンクリートの堤体がしっかり支えてる…
こんな景色を見ると、やっぱり
『日本のゼネコンですごい』
と思ってしまう。

そして、こんな看板も。

 

よかった、ワタクシの愛車はちっこい軽で。

堤体を通って、元来た国道に戻る途中に。

駐車区画が作ってある場所に車を止めて、ダムを眺めつつ。

大切な故郷が、この水の下に沈んでしまった人たちの気持ちを考える。

 

 

管理所の対岸あたりまで戻ってパチリ。

対岸の山の斜面に、ところどころ砂防ダムなのか、コンクリートの構造物が見え隠れしてる…

 

写真を撮りながら、ふと後ろを振り返ったら…

展望台…

行ってみたい気もするけど、絶対草ボウボウのはず。

しかも、籔がガサガサ音を立てるたびに、またビビりまくることになる…

と思ったら、階段を登っていく勇気はどこからも出てこない。

何よりワタクシ、虫が怖いもんで。

 

国道に出て、再び

「道の駅上州おにし」

を目指して走り出すと…

こんな絶景が!

いや、ダムが好きなワタクシには絶景だけど。

 

正午前の山の中。

後続車はもちろん、対向車もめったに来ない…

だから、たまに写真撮っちゃったりして。

実は、この時、アオダイショウが道のまん中でクタっとなってたので。

車に轢かれちゃうのも気の毒なので、道端の繁みに放り込みに行ったのですわ。

 

道の駅まであとほんの少し…

という場所で、

「三波石峡」

の文字と案内看板を発見して、急遽右折。

曲がってから、そこそこの距離を走るらしいと知ったけど、この際行っちまえ…と走っていたら。

 

謎のトンネル発見。

わざわざ扉閉めてるし、施錠してるし…

恐る恐る見に行ってみたら。

やはり、水に関わる施設であったか…
改めて、三波石峡への道をGoogleMapさんで調べてみたら。
ワタクシ、道を間違えたらしい。
どこかの分岐を右に行かないといけなかったのに、左に来てしまってここにいる…らしいと知って愕然。
 
三波石峡はあきらめて、この日は戻ることに。
…というのも、この後、ワタクシには大きなイベントが待っていたからなのでありました。
 

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