最初の立ち寄り先、日の出直後にJR常磐線日立駅へ。
大好きな日立バイパスを走って、これまた大好きな浜の宮ロードパークで朝の海を眺めながら朝食を摂って。
1月に北茨城の放球台跡を訪ねたのを皮切りに…
当然だけど、往時の面影はどこにもなくて。
この碑も、道端に何だか唐突な感じで建っていて。
一の宮といえば、2021年の東京オリンピックでサーフィン会場になった場所。
この碑の向かい側には、サーファーさん達のためらしい宿泊施設なのか集合住宅なのか…
きれいな今出来の建物があって。
ライムちゃんを連れて、10年以上前に訪れた時には、海岸も町もなんだか閑散としていて。
それが現在では、大勢のサーファーさん達で賑わっているのは、何よりだけど。
でも、彼らの大半は、太平洋戦争当時、この地から無差別攻撃のための兵器が放たれたことは知らないんだろうな…
とも思う。
かく言うワタクシも、風船爆弾の話をしてくれた彼女の存在が無かったら、そんなこと全く意識せずに生きていただろうし。
過去は時間とともに風化していくのは、ある意味やむなし…とも思うけど。
その時代を生きた人たちから、今の(日本に限って言えば、まがりなりにも平和な)世の中を遺してもらった世代としては、せめて忘れずにいないといけないよね…。
これは勿来↓
勿来には、かなり大きな基地があったらしい。
ここも既に往時の面影はまったくないけど。
昔々の大昔、まだ小娘だったワタクシに、
「女性が生涯独りで生きていく」
その意味や覚悟のほどを教えてくれた彼女は、もうとっくに彼岸に渡ってしまったけど。
彼女と最後に会った時の会話を、還暦を迎えるタイミングで思い出したのも、きっと何かワタクシの人生に大切な意味のあることだろうし。
彼女から受け取ったものは、ワタクシのごとき軽佻浮薄なニンゲンには、とても重いけど。
その重さの分、しっかり地に足をつけて歩いて行かれるかな。
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