昨夜、夢に出てきたのは、この日のもも坊や。
生来の（に違いない）要領の悪さで、慎重に慎重に、ゆっくり下の段に手をつこうとするも、よりによってその場所には流木が。
カッパさんの後をついて、普通に進んでくれば良かったのに。
わざわざ少しズレた場所から階段降りようとして、流木に躓いちゃって。
どんくさいことこの上なくて、いつもライムちゃんにからかわれていたもも坊やだけど。
いつもニコニコ、本当に気の良い可愛い子で。
ご近所さん達も、
「愛想の良いワンちゃんね〜」
と言って下さっていたっけ。
ま、無愛想この上ないライムちゃんを長年見ていたからね…ご近所さん達も。
悪徳セールス避けとしての効果は絶大だったライムちゃんだけど、いくら塀越しでもギャンギャン吠えられたら皆さん辟易するのも当然ですわね…
昨夜の夢に出てきたもも坊やは、この水色のハーネスを身に着けて、早くお散歩に行きたいと、門扉の内側で待っていた。
なんか、あまりにリアルで、目が覚めた後もキョロキョロ周囲を見回して、愛息子の姿を探しちゃいましたわ。
もも坊やの遺影と骨壷が目に入って、ようやく我に返ったけど。
また、誰かワンコがウチの子になってくれる日は来るのかしら。
オノレや連れ合いたるカッパさんの年齢や体力を念頭に、くれぐれも軽はずみなマネをしないよつに気をつけなくちゃね…
ちょっと寂しいけど。
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