周囲の木々に絡みついて締め上げて、貪欲さと凶暴さを漂わせている山の斜面の藤の花が大好きなワタクシ。
でも、今年最高の藤の花に出会えたのは、GWのお出かけで訪れたいわき市で。
国道6号線から勿来関公園へと入っていく道沿いの、大きな公営の駐車場の片隅に…
満開の藤の花を発見して。
花房の重さに耐えかねたように、低い位置でたくさんの花が咲いていて。
これだけの花が咲いていたら、もっと蜂がブンブン飛んでいそうなはずだけど…
早朝だからなのか、気温が低いからなのか、蜂の羽音も聞こえず姿も見えなくて一安心。
何よりも感動したのは、この花房。
ほとんど地面につきそうなのに、こんなに元気にたくさんの花を咲かせていて。
幹から枝の先まで、かなり長い距離があるのに。
こんなにしっかり、いい花を咲かせるなんて…
よくよく見たら、絡みつかれている木は桜みたい。
根元には小さな流れがあるから、湧き水でも出ているのかな。
たいてい、山の中に自生している藤は、川べりや湖沼の畔なんかに多い気がするし。
きっと、藤にとっては住みやすい環境なんだろうね…
絡みつかれている木々には迷惑な話だろうけど。
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ここの駐車場、車は10数台止まっているのに人影がなくて。
ちゃんとおトイレもあって、相当な台数も止められるし、きっと皆さん既にどこかにお出かけなのかしら…
と思っていたら。
新たに駐車場に入って来た車から降りてきたのは、立派なカメラをお持ちになっていて。
国道6号線の方向に歩いて行かれたから、もしかすると撮り鉄サンかしらね。
あるいは海岸線まで出て何か撮るとか…?
ワタクシにはわからない楽しみが、世の中にはいっぱいあるってことなのよね。