いーちゃんが亡くなって、今日で丸1年が経とうとしている…
1分1秒が経つのに、こんなに時間がかかるのかと思うほど長い時間だったような気もするし、一瞬のような気もする。
保健所でお散歩させてもらういーちゃん。
だけど、どんな状態でも、いーちゃんの目ヂカラだけはすごいのね…
わが家にやって来て間もない頃のいーちゃん。
よく、こうして、ひたとワタクシを見つめて、こちらにトコトコ歩いて来てくれて。
『いーちゃん、美人だね。
本当に可愛いね』
なんて誉め言葉を聞くと、
『ううん、それほどでも』
な感じで。
一緒に菜の花を見に出かけた江戸川土手で。
『いーちゃん、あっち行きたい』
なんて自己主張もしたりして。
だけど、しばらく歩くと、だんだん足取りが重くなって…
ペタっと菜の花の中に伏せちゃって。
抱き起こすのに少しでも時間がかかると、すぐイビキをかいて眠っちゃってた。
ライムちゃんと一緒に、毎年歩いた三郷運河の土手をお散歩したり…
三郷の公園の八重桜を見に行って。
ぐるぐる歩いていたけど、すぐにパッタリ。
それでもお外で歩くと、とても楽しそうだったいーちゃん。
お庭を歩く時には、塀や門扉に寄りかかれば歩きやすくなることも、すぐに学習しちゃう要領の良さもあって。
いっぱい食べて、一生懸命歩いて、少し筋肉がついて体重が増えて。
それを目標に、せっせといーちゃんにご飯を食べてもらっていたはずの母は、いーちゃんを支えるのが困難になってしまうという皮肉な事態も。
いーちゃん仕様の助手席でおくつろぎモード。
駒沢公園のフリマにも、一緒にお出かけして。
…実は主たるお買い物は、いーちゃんのおむつを大量に。
目新しいものを発見すると、ワクワクした表情をみせてくれたいーちゃん。
ホントは、ライムちゃんにも負けないくらい好奇心旺盛で、アクティブな子だったのかもしれない。
夏ごろからどんどん体力が衰えて…
それでも衰えないいーちゃんの目ヂカラ。
あの力みなぎる眼差しを見るたびに、
『いーちゃんは、まだ大丈夫』
と、自分に言い聞かせていたもんだったが。
いーちゃんに鍛えられて、ポンコツ母も少しだけステップアップさせてもらえた。
強制給餌も在宅での補液も、カテーテルからの採尿もできるようになったし。
いーちゃんが彼岸に渡ったその日の朝に届いたMOGUクッション。
褥瘡を診てくれていた先生お勧めのこのクッションにも、いーちゃんが使うことができたのは半日だけ。
今では毎日、仕事から帰宅したらワタクシがこのクッションに向かってダイブして、
『いーちゃん、ただいま』
いーちゃんの匂いが、まだ残ってる気がして。
可愛い可愛いいーちゃん。
黙したまま、本当に一言も発することなく逝ってしまったけど。
いつか、いーちゃんの声を聞くことができる日は来るのかな。
来るといいな。
いーちゃんの声を聞きたい。
助手席のもも坊やみたいに、ずっと文句言いっぱなしでもいいからね。
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保健所でのいーちゃんの写真を拝借したお友達の愛犬さんも、今日が命日。
あの子も愛らしい女の子だった。
お友達は今頃お墓参りかな…。
ワタクシは今日も会社で、こうしてコソコソblog書いてるけどさ。