この写真は、いーちゃんがわが家に到着してすぐ。
ねむねむモードのいーちゃんを撮った、記念すべきいーちゃんの写真第一号。
持参品の中にはもちろん、いーちゃんの
お薬もいろいろ。
甲状腺ホルモン剤とビブラマイシンの服用も既に始まっていて。
幸い、お薬を飲むのは嫌がらないいーちゃん。
むしろ大好きなオヤツに隠すと、ワタクシの指まで食べちゃう勢い。
それにしてもまあ、なんと目ヂカラのある子でしょう…
というのが、カッパさんとワタクシの実感でして。
時折、こちらの気持ちを見透かすかのようなまっすぐな眼差しで見つめられちゃうと、いくらワタクシがオバチャンでも照れちゃうわ。
そして、わが家でお正月を迎えたいーちゃん。
もも坊やが亡くなる数日前に、せがれのお腹を温めてもらおうと買ったけど、一度も使わずじまいだった腹巻も、ようやく出番を迎えて。
当時のいーちゃんは、ベランダの柵の隙間よりも、ずっと身体が細くて。
うっかりすると柵の間から転落しそうで片時も目を離せなかったけど。
…今も、本人がその気になれば、ベランダの柵の隙間は通れそうで、放っておくのも怖いのではありますが。
徐々に、喜怒哀楽が表情に…というよりも目に出るようになってきたいーちゃん。
たまに、思うようにオヤツがもらえなくて、ムッとしている時もあったりして。
でも、寝顔はホントに可愛いのよね…
こんなリラックスした表情を、随所に見せてくれるようになってきて。
お散歩の時にも、当初はただ足を運ぶだけ…の状態から、周囲をキョロキョロ見回すようになって。
のんびり歩いていたいーちゃんが…
カモさんの存在に気づいた瞬間の貴重な写真。
それとなくカモさん達に接近していくそぶりも。
もちろん、カモさん達の逃げ足の方がずっと速いんだけど。
初めて歩く公園でも、物怖じしないで歩いてくれるし。
まあ、認知症が始まっているのは確かなので、状況をどの程度把握して行動しているのかは微妙ではありますが。
わが家で、冬の味覚を満喫してくれた…のかな、いーちゃんは。
カッパさんがお取り寄せした
「不揃いミカン」
に興味津々のいーちゃん。
そんなに喜んで食べてはくれなかったけど。
そして、初めてあげた時にはガン無視だったけど、今では大好物になったのが…
ウチの子達の冬のオヤツの定番、ヤキイモ。
毎日朝晩のご飯に加えて、夜食にヤキイモを1本平らげていたいーちゃん。
そのおかげかあらぬか、当初は安定しなかったお通じもサイクルも、1日~1.5日に1回のペースに落ち着いてくれて。
可愛い寝顔で、ワタクシを癒してくれる一方で…
手に持ったまま油断していた干し芋を、ワタクシの手から奪い取って行ったり。
この日を境に、
『ごるぁ!
いーたろう!
何をするんじゃ~!』
と、ワタクシに怒られるような事態も起こり始めて。
いーちゃんには、新たに
「いーたろう」
という呼び名も。
ちょっとヤンチャな側面が見え始めたので、期待を込めて買ってきたボールは、もちろん100均の製品だが。
いーちゃんは、そこに枕としての用途を見出したようで。
ヤキイモの食いちぎり方も、とっても上手になったし…
ま、ヤキイモに関しては、食べるというよりヤキイモに襲いかかるといった雰囲気で。
家の中では、どこでも気が向いた場所で寝てもかまわないのだと悟ったり。
ライムちゃんとよく一緒にお散歩した、外環道沿いの遺構「赤山陣屋跡」にもお出かけして。
階段や坂道が多いから、当初から不安はあったけど。
案の定、ずっと続く階段を見たらテンションだだ下がりだったみたいで…。
フリーズする…という抵抗方法を見出したり。
座り込みなんかもしちゃったり。
この当時は、段差のある場所も、けっこう自由に歩けるようになっていたんだけどね…。
ワタクシの顔を覗き込むように見ては、自己主張をしっかりしてくるようにもなって。
わが家の冬の風物詩、ベランダでシマシマ犬にもなってくれて。
病院からOKが出て、わが家で初めてのお風呂。
初期医療の時に、病院でキレイにフキフキしてもらったけど、まだ、そこはかとなくかぐわしい香りがしていて。
メディカルアロマのせっけん水で、週に1回くらいのペースで全身を拭くようにはしていたけど。
カッパさんに丸洗いしてもらって、いーちゃんもスッキリ。
タオルで包んで抱っこしたら、とってもゴキゲンになっちゃって。
そのまま瞬時にうとうと…。
身体に染みついたニオイが落ちて、ホッとしたんだろうね。
ニオイと一緒に、つらい記憶も全部洗い流しちゃえれば最高なんだけど。
オヤツやミルクの大盤ぶるまいも、いーちゃんにとってはうれしいサプライズだったよね…。
カッパさんにとってもワタクシにとっても、もう、欠かすことのできない大切なわが家の一員となったいーちゃん。
いーちゃんと暮らして3か月近く経って。
まもなく春を迎えようという時季には、もう、いーちゃん無しでの暮らしなんて考えることはできなくなってしまっていて。
シニアだし、ヨレヨレといえばヨレヨレだけど。
でも、可愛い可愛いいーちゃん。
一緒にいるだけで笑顔になれる、大切な存在。
…ライムちゃんやハナコ大先生、もも坊やをはじめウチの子達みんながそうであったように。
アニーズわんにゃんの森様、わんsママさん、いーちゃんを助けてくれてありがとうございます。
そして、いーちゃんを、わが家の子にと託して下さったことにも、改めて心よりお礼申し上げます。
また、保健所収容時のいーちゃん(当時の名前はテトちゃん)にお心を寄せて下さった皆様、本当にありがとうございます。
皆様より賜りました応援とご厚志のおかげで、
「看取り」
と言われて保健所を卒業したいーちゃんは、この春を迎えることができました。
お預かりすることになったいーちゃんが、わが家にやってきた日の朝には、
『今夜からウチにワンコさんがやって来る』
なんて考えもしていなかったけど。
これこそが、まさに
「ご縁」
というものかも…と思ってしまったりもして。
可愛い可愛い、大切ないーちゃんと一緒に。
いーちゃんの可愛い笑顔を励みに、不肖の飼い主もがんばっていきます。
これからも、ご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
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