出勤しようと玄関を出たが、ライムちゃんももーもーも、その姿が見えない…。
昨夜は、23時から3時までの間に、もーもーの
『ボク、ポンポンが痛いの…
お庭に行ってくる』
が計7回。
そのたびに、えっちらおっちら起きだして、懐中電灯片手に文字通りもーもーの尻を追うワタクシ。
何と言っても、もーもーには、自分のだろうとライムちゃんのだろうと、お庭に転がってるウンウンを、必ず踏んづけるという特殊技能があるので。
いくら足洗い槽(浅い大きなプラスチックの箱に、メディカルアロマの石鹸水でひたひたにしたタオルを敷き詰めてあるヤツをそう呼んでるだけ)があっても、ウンウン踏んだ足で家の中に突入されるなんて…
考えただけで寝込みそうだし。
そんなわけで、いつもならワタクシを起こしに来て、ひとしきり甘えていくもーもーが、今朝はかなりの寝坊。
おむつ番長のライムちゃんが先に起きだして、お庭の散策へ。
ライムちゃんも昨夜から、ちょっとお腹が緩め。
…この子たちのお腹の具合には、絶対にカッパのアホタレが関与しているに違いない。
ワタクシの目を盗んでは、2人にちょこちょこオヤツあげてるカッパさん。
昨日はワタクシ一人で出かけていたから、やりたい放題だったに違いない…。
『全くさぁ…なんで亭主のやりたい放題の後始末は全部私がやらなきゃなんないんだ?
自分はオヤツあげ放題で、ウチの子達から熱いハートの宿った目で見つめられてご満悦かもしれないけど。
具合悪くなったら、面倒見るのは私なんだから。
ホント、腹立つのよね…』
以前、人生の先輩に、こう愚痴ったら…
『体調悪くなるのは確かに困るよね。
でも、同じ亭主の尻ぬぐいでも、犬のことならまだ救いがあるじゃん。
私なんて、別居後に分かった元亭主の借金の取り立てに、何か月も悩まされたんだから』
…確かに、上を見たらきりが無いというべきか、下には下があるというべきか。
でもね、特にライムちゃんの体調は、ホントに繊細なバランスで保ってるから、注意しないといかんのよ…。
毎朝フゴフゴ言いながら、あっという間にご飯を平らげてくれるライムちゃんも今朝は、2~3口食べてはお外をウロウロ。
残りのご飯を、数分おきに一口ずつ食べてるから、片付かないことこの上ない…。
ライムちゃんに遅れること20分、起きだしてきたもーもーは、がつがつご飯を平らげて。
その上ライムちゃんのご飯に目をつけて…
もーもーには届かない、調理台の奥の方に置いたのに、必死になってつかまり立ちしてるもーもー。
根が不器用だから、そのまま仰向けにバッタリ倒れちゃって。
台所のごみ箱ひっくり返して、もーもー自身が一番びっくり。
ダッシュで逃げて行ったけど、その途中でお水の容器もひっくり返しちゃって。
それっきり、戻ってこないと思ったら…
お庭の五葉松の根元の、いつもの場所で、すっかり身を縮めていたもーもー。
玄関のあたりから見ると、すっかり葉っぱに隠れて見えなくなってるけど。
いつもの可愛い笑顔とは、うって変わってまじめなお顔。
もーもーにも、わかってはいるんだよね…
ライムちゃんのご飯を勝手に食べちゃいけないってことも、調理台の上に伸びあがって食べ物探しちゃいけないってことも。
今朝のもーもーのご飯は、お湯で洗ったドライフードのみ。
カボチャやサツマイモ、お肉(i/d缶)も入ってるライムちゃんのご飯がうらやましかったんだろうね…
が、しかし。
もーもーの、お腹の具合が早く良くなるように、シンプルな(=味気ない?)ご飯にしてるんだよ。
たいてい、昼間のお留守番タイムに、お庭で大きな用を足しておいてくれるもーもー。
本日は、どんな様子のものが出ているのか、しっかり探さなくちゃね。
もーもーのお腹が早く良くなりますように。
そして、ライムちゃんの食欲が戻ってきますように。
無芸大食お昼寝三昧でいいからね。