あえて東名や国道246に背を向けて、プチ一人旅へ。
とは言っても、しょせん数時間の一人ドライブ…ってだけの話だけど。
最近では、カッパ号の助手席からの景色を見慣れているけど、自分で運転しながら…ってのも、たまには満喫したくて。
昔々のその昔、週末の深夜には、峠道を一人で走るのが趣味だった時代もあるもんで。
別に、ドリフト走行なんかしてませんでしたわよ、ワタクシ。
大事なタイヤをわざわざすり減らすなんて、もったいないったらありゃしないしね。
まずは山中湖で…
白鳥さんだのに遭遇した後。
大好きな道志みちへ。
山中湖から、山梨県道志村を通って、神奈川県相模原市に抜ける国道413号線。
でも、なんだか好きなのよね…。
こんな山間部を走る一本道って。
特に夜になると、道路も周囲も真っ暗な中、谷をはさんだ斜面にポツリと明かりが灯っているのを見ると、
『ああ、あんな場所にも、人の暮らしがあるのかもしれない…』
なんて、しみじみ思っちゃったりして。
『そんな明かりを発見してうっかり訪ねて行って、オニババに遭遇しちゃうのは昔話のお約束だよね』
と、以前カッパさんに話したら、
『いや、人里離れた一軒家に暮らしていて、突然オマエのようなオニババに訪ねて来られたりしたらと思うと、オレはなぁ…』
と、口の中でボソボソ何か言ってやがったのを思い出すと、深夜に包丁研いで脅かしてやりたくなるわ…まったく。
まずはここでおトイレ休憩をば。
雨が降ってて、ちょっと肌寒かったけど、周辺の散策へ。
なぜ、プチ一人旅としゃれこんだつもりが、ここでカッパさんに出会ってしまうのか…
テンション下がらないうちに…と周囲をきょろきょろしていたらつり橋が。
それにしても、名前がね…。
なんだか、日常に引き戻される気がするわ。
一応、対岸まで渡ってみると…
対岸には、特に何があるというわけではなさそうだけど。
うっかり長居して、灯りも持ってないのに日没で真っ暗になっちゃったら目も当てられないので、とっとと道の駅へ。
前回、エク帰りに立ち寄った時には、もう時間が遅かったのであきらめたんだけど…
おそばを頂いてまいりました!
山菜やキノコ、お野菜いっぱいの
「ふるさとそば」税込み588円也。
トッピングのクレソンが、なかなかいいアクセントでしたわ。
それにしても、あったかい食事って、ホント大切だわね。
おそばを頂き始めて、改めて認識したのは
『身体が冷え切ってる…
その上ワタクシ、腹ペコ』
ってこと。
何回も雨にずぶ濡れになったしね。
ちゃんと調理された温かいものを頂いたとたんに、身体がどんどんあったまっていくのがわかるし。
道志村って、クレソンが特産品らしい…。
お土産に買って帰ろうかな…と思いつつも、涙をのんで断念。
わが家の冷蔵庫は、ボケボケのオフクロの無駄買いで、いつも使いきれないほどの量の食材が溢れかえってるしね。
ワタクシがおそばを頂き終わる頃には、お店は営業終了時刻だったみたい。
う~ん…利用者としては、道の駅の営業時間、もう少し長いと助かるんだけどね。
道の駅の次の目的地はこちら
やっぱり、温泉ははずせないわよね。
とは言え、帰り道で眠くなっちゃったら困るのよね…
と思いつつ、入り口まで行ってみると
「混雑しています」
に少々怯むも、やっぱり入ってみることに。
タオル類をはじめ、いわゆる
『温泉セット』
は愛車に積んであるから問題ないんだけど。
せっかく温泉に入っても、身に着ける服は入浴前と同じもの…。
なんとも残念でしたわ。
当然だけど、温泉から出る頃には、日もトップリと暮れて。
さすがに山間部の道沿いで、夕闇の中単身で周辺探索に出る勇気は無いし。
こんな時に、ライムちゃんがいてくれたら楽しいのよね…。
油断してると、ご機嫌なライムちゃんが泥だの草の実まみれになって、飛びついてきたりするけど。
結局、相模原市内までの道中は、長く続いた車列の中にいたおかげで、眠くなることなく町中へと降りられたし。
国道16号も20号も、これといって渋滞してなかったおかげで、夜10時前にはわが家に到着。
なんだかんだ言っても、せいぜいが6時間半くらいのプチ日帰り旅。
でも、思いがけないほどリフレッシュできましたわ。
時折、日頃ストレスの原因になってるオフクロやカッパさんを思い出しちゃったりもしたけどね。
次回はライムちゃんと一緒に、オババ犬とオバサンの二人旅と洒落込もう。
秋になって涼しくなったら、きっとね。
『ハナちゃんもお出かけ大好きでしゅよ~!
美味しいのいっぱい食べられましゅから~!』
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